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ぞうの せなか (講談社の創作絵本)

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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愛の量が多い。 ★★★★☆
元は秋元康の書いた小説。

絵本版でももう1種類ありますが、この絵本は元のお話とは別物の完全な絵本版。

ただ根底にあるエッセンスは同じ。

夜中にたびたび家を抜け出す、お父さんゾウ。

それを不思議に思い、後をついていく子ゾウのポッポ。


お父さんゾウは、一体、どこに向かい、何をしていたのか。

お父さんゾウが伝えたいことはなんだったのか。

生と死の境の扉。

誰も、踏み入れて戻ってきたことない一方通行の扉。

誰もが、その扉の先を思い、怖くなり、愛する人に再び出会えないことに哀しみを覚えます。

でも、それは誰もが通らなければならない扉で、通っていくことが必然の扉。


それを冷徹な事実としてだけでなく、「でも、だいじょうぶ」っていう愛を持って、知らしめてくれる絵本。

生と死を扱う絵本はいくつかありますが、この絵本は特に「愛」の量が多いんではないでしょうか。

やさしい絵からも、それが伝わります。

自分には何が残せる? ★★★★★
最初病院の待合室にあったので子供に読み、不覚にも泣いてしまいました。役所浩司さんが演じた映画の話とは全く違う内容です。もし自分の死期が分かったら、いったい子供たちに何を残してあげられるのだろうと思いました。このぞうの父親のように、子供への愛と、生きていく術を教えてあげられるのか・・・と。ぜひおススメです。購入してよかったです。
とてもいい絵本 ★★★★★
こどもに読みきかせをしていたら、思わず涙が落ちてきました。
聞いていた長男も涙を流していました。死ぬと言う事、父から子へ伝えたい事、命のつながりなどを感じとても心に染み入る一冊です。
父の背中 ★★★★★
お父さん象が子供に伝えたかったこと・・・
その子供がやがてお父さんになって・・・

思わず、涙がこぼれます。

親子の絆や命のつながりについて考えさせられる、
じんわり心に染み入る、素敵な絵本です。

網中いづるさんの絵もすばらしく、大人も子供も楽しめる
親子で読んで欲しい一冊です。