新鮮味に欠ける
★★★☆☆
ひろさちやさんの本で特に「般若心経」に関する本では、様々なものの見方を教えてもらい感謝しています。
この本では基本的に「人生は無意味」であったり、世の中の常識に縛られるな、ということが語られています。
どの話も、堅苦しく生きている人に、肩のこらない生き方を示していると思います。
しかし、この本の中身は、ひろさちやさんの本を何冊か読んで、もうすでに知っていることばかりで、新鮮味に欠けていると思います。
また、ご自分は達観してしておられるのかもしれませんが、まだその過程にいる読者にとっては、すぐに理解しがたいことが沢山書かれていると想像します。
今までに書かれた本の中に、もっと分かりやすく、読者に近い目線で書かれた本が沢山あります。
それらを読むことはとてもためになると考えますが、この本を読む価値はとても少ないと思います。
今までに書かれたことを、メモ書きに書くかのように並べただけのこの本に魅力を感じません。
肩の力抜けます。適当に生きよう!のススメ。
★★★★☆
本当に、人生に意味は無く、生甲斐なんてペテン師なのか?
今までの人生は何だったのか?
今までの悩みは無意味だったのか?
これからどんな目標や目的をもって生きていけばいいのか?
ちょっと考えさせられます。
余りにも真実を行っている本かもしれませんから。
目から鱗でしょう。この本。
肩の力抜けますでしょう。この本。
笑っちゃいますでしょう、真面目に生きる人生を。ある意味。
ひろさちやさんの本をこれを機会に読み始めるでしょう。
読まずにはいられないでしょう。
なるほど
★★★☆☆
なすがまま。全てを受け入れて流れるように生きていく。
3年先・5年先の計画を立てて生きていく事を義務づけられ
今日の営業利益を生み出す事を必須として生きてる
しがない会社員は「病気と仲良くする」の老病死と仲良くする。と、
「現在を楽しむ」は、なるほどなぁ。と思いました。
当たり前の事ですが、現在の延長がいつか訪れる「死」に繋がるので
それまでの過程を受け入れ、世間にとらわれずに、しなやかに
ほどほどに生きていく。
ざくっと2時間程で楽に読める本です。
今は真逆(?)の「7つの習慣」を読んでいるので、
影響されて☆3つ・・・
反骨精神
★★★★★
面白いです。
文章が平易で、一気に読めます。
この方の「般若心経入門」を、併読することを勧めます。
私は、殺伐とした社会で、自分に素直に生きる著者に、
反骨精神を感じました。
「世間の常識」の重力圏から脱出する本
★★★★★
本書で著者は「人生に生き甲斐は不要」「人生に意味はない」など、世間の常識を全部
捨てよ、と主張する。「世間の常識」とは権力者の都合のいいように出来ていて、彼らに利用
されるだけだからだ。しかも、これら常識は非常に巧妙に出来ているので、そこから逃れるのは
容易なことではない。狂人に成るくらいでないと世間の常識の束縛から自由になれないのである。
本書の主張は一見過激に聞こえるが、仏教的な価値観から見れば至極真当な意見である。
世間の常識というものは、この世の様々なものに対する「執着」と大いに関わりがあるのだから。