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世間も他人も気にしない (文春新書)

価格: ¥746
カテゴリ: 新書
ブランド: 文藝春秋
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ひろさちやの哲学 ★★★★☆
ひろさちやさんを知ったのは般若心経入門と言う本です。それから、ひろさちやの哲学を知りました。この本は、新書版で、字も大きく、内容が平易にかかれていて、持ち歩いてちょっとした時間にも読める内容です。世間も他人も気にしない (文春新書)中古品も出回っています。
仏教の考え方が理解しやすい ★★★☆☆
以外と身近に地獄があること。今まで良いと思っていた道徳の教えが間違っていること。現世での身の置き方が良く解りました。
ひろさちやの決意を感じる書 ★★★★★
決してお気楽で楽しい本ではない。
宗教の本であるだけに、主張の是非に関しては様々な解釈があるので述べないが、非常に壮大な視点からの警句であることは間違いないと思う。
我々がもてはやすことも多い武士道はテロリスト以下と切り捨てる。言われてみれば当然だ。テロリストはまだ信念に基づいて行動しているが、武士は自分の意思なく、命じられるまま平然と殺人を行う。国家神道が似非宗教であることも(神道自体は尊いものと思う)、学校教育の非道も、動かぬ証拠をもってさらりと明かす。
我々が、いかに国家や、それと共謀する支配集団に騙され、奴隷にさせられているかを軽く暴き、そこからの脱却による自由を我々に獲得させようと、この著者は本気で考えているようだ。そのために、自分がどう攻撃を受けるか分らない過激な発言も一切厭わない。もういつ死んでもいいよといった潔さや諦観すら感じる。
読むべき価値の十分にある一冊と思う。
時間の無駄 ★☆☆☆☆
新書には当たり外れがある。(めったに当たりは無いが)
この本は外れの典型。最初は、おっと思わせる内容があるがそれ以降はまったく共感できないし、内容も空疎だ。読むだけ時間の無駄である。
今の日本は「頑張らなければならない」と思う。 ★★☆☆☆
 最初にある「仏に1億円を支払いますか?」という章は,なるほどと思った。1億円を払わなければ,自由は「買えない」。人生というものの本当の意味,本当の価値を熟考した著者だからこそ出た結論である。これには,十分納得ができた。しかし,この本全体の流れにある世間,特に日本社会を徹底的に批判する態度には,完全には同調できない。競争というのは必要悪で,それを人生の目的としている日本人は確かに愚かである。著者の言いたいことは十分よくわかる。しかし,世間を馬鹿にして,自分の好きなことをすればいいという発想は,確かに納得できるのだが,何か違和感がある。確かに競争社会は「勝者」と「敗者」を生む。それ自体は,あまり良いことではないかもしれない。そのような「敗者」に対して,救いの手を差し伸べるのが宗教でもある。今の日本は,昔と比べて非常に実力主義の傾向にあり,世間に認められない人間は,結果的に敗者になってしまう。著者が言っているのは,そこで自分が「敗者であっても気にしない」と考えることだろう。
 つまり,何が言いたいのかと言えば,著者は世間の「敗者」に対して手を差し伸べているのであって,勝者に対しては何も言っていないのである。私自身は人生の勝者であるとは,まったく考えていない。しかし,少なくとも世間から認められたいと努力している人間である。そのような人間に対して,「敗者でも気にしない」とか「頑張らなくてもよい」という言葉は,非常に違和感のある言葉である。一時期,そういう言葉が流行ったことはあったけれども,今はそう言う時代ではないと考える。今の日本は「頑張らなければならない」と思う。だから,世間に対して発する言葉は,「頑張らなくてもよい」ではなく「頑張れ」だと考える。繰り返すが,今の日本にはそれが必要だと考える。