これは昔聴き込んだなぁ。本盤はリマスターされているのでしょうか？判りませんが、今聴くと結構スカスカな音だったんだなぁと感じました。でも、将来の南部サウンドを背負っていく新進気鋭の若手（当時）ミュージッシャン達がこぞって参加して極上のロックを作り上げています。

　デラニー＆ボニーの名盤としては「On Tour With Eric Clapton」をあげる方も多いとは思いますが、これはこれで涙が出るほどの作品です。未聴の方は是非。

デラニー＆ボニーは白人夫婦によるデュオなんだけど、驚くくらいソウルフルで濃い！以前、黒人専門のレーベル「スタックス」と契約した初の白人だっただけのことはある。歌もさることながらバックを固めるメンツがまたスゴイ。当時はまだ無名だったがレオン･ラッセルやボビー･ホイットロック、ドクター・ジョン、カール・レイドル、ジム・ケルトナー、リタ・クーリッジとなんと豪華なこと。彼ら一流のミュージシャンの演奏も抜群でこれぞスワンプの夜明けって感じ。