チャットモンチーファースト
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ファーストアルバムにして完成度高過ぎだと思います(*'∇`) ポップな曲とオルタナティブな曲がならんで、かなりツボを押さえられました('∀`) 三人がそれぞれ作詞をおこなっているので歌詞にも注目です(●^ー^●)
史上最強スリーピースガールズバンド
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チャットモンチーを超えるスリーピースガールズバンドは今後一切永久に現れないと私は断言します。とにかくサウンドが素晴らし過ぎる。あんなにきゃしゃで可愛らしい女性があのド迫力サウンドで胸キュンサウンドを奏でるなんてスゴすぎです。そしてチャットの記念すべきファーストアルバム[耳鳴り]は爽快で激しくてやさしい曲が入っていて一生飽きない内容となっております。てゆうか自分の音楽的なツボに全曲命中してます。お気に入りは東京ハチミツオーケストラとウィークエンドのまぼろしなどです。でも全部好きです。最近はこのアルバムをまんべんなく聴くのが日課です。でもつねに新鮮なのがすごく不思議です。この鮮度はいつまで続くのだろうと…。これからも彼女達の活躍に期待します。
『ひとりだけ』が一番良いね
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二枚目も三枚目も力作だが、この一枚目だけは明らかに彼女達の作品の中でも抜き出ているように思う。彼女達はこのアルバムを越える作品を作れない。なぜなら、ここには人気者になる前の苦闘が透けて見えるし、これを聴いていると、彼女達の血ヘドを吐くような努力と戦いがありありと浮かぶからだ。その切実さは後から取り戻せるものではない。ハシエリの声は、後に自分のロリィな側面を自覚してあざとくなっていく前の生々しい質感を持つ。化粧もうまく出来ない田舎の少女が、せいいっぱい背伸びして愛と孤独と自意識を叫ぶ痛切な歌声。普通に可愛くなってしまった今の彼女には絶対に出せない声だ。
音楽的には、これが見事に90年代の遺物である。ウィーザーやダイナソーJr、初期のレディオヘッドやアッシュ、電化以前のスーパーカーやくるり。それらを参照した、何とも芸の無いギターロックだ。が、そんな前時代性を補ってあまりあるリズム隊の圧倒的な巧さと天才的なメロディがチャットモンチーの強みである。ハシエリがあの奇跡的な歌声を摩滅させた今もチャットモンチーが第一線にいるのは、そのおかげだ。というか、今の彼女達の方が作曲能力も演奏技術も洗練され、磨かれている。けれども、私はここで聴けるハシエリの歌声、なにか苦痛に耐えながら絞り出すようなギリギリの高音域を聴くと、どうしようもなくノックアウトされてしまう。今はマスドレなんかの方が衝動的で良いな〜と思ってしまうけれど、やはりこれは高すぎる壁。金字塔。
想像以上。
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チャットモンチーは名前はよく知っていたのですが
あまり真剣に聞いたことがなく
ある日ふと聴いてみようと思い聴いたら一気にはまりました。
そしてこのアルバムを聴きました。
正直
気に入らない曲も何曲かあるかもしれないな
と想像しながら聴きました。
全曲聴き終わったとき
そんなことおもってすいませんという気持ちになりました。
捨て曲なんて一切なし。
顔で売ってるガールズバンドとは違い
純粋にロックしてるバンドだと思います。
「どなる、でんわ、どしゃぶり」
「ひとりだけ」
の重さが最高にいいです。
本当かっこいい。
でも自分が一番好きなのは
「恋の煙」
です。
これがデビュー曲なんて完成度高すぎると思いました。
この曲を聴いたら絶対チャットを好きになると思います。
1stにして名盤です。
各楽器がアイデンティティを持って鳴り響いている
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私が好きになる音楽に共通して言えるのは、
自分たちで作詞・作曲している。(つまり自分たちの意思を盛り込んでいる。)
程よく隙間があり、メンバ全員の演奏がしっかり耳で感じられる。
それぞれの楽器がアイデンティティをもって鳴動し、
複雑に絡み合ってバンドアンサンブルを奏でている。
曲の展開がひねくれている。
各楽曲がメンバ以外のサポートを使わずにライブで再現できる。
そして、長い期間聴いても飽きない。
ということで、同時にそれらを満たしてる音楽が、
個人的にはロックンロールだなあと感じてしまいます。
もちろん思うところは人それぞれだとは思いますが、
私としてはこのアルバムはそれらのほとんどを満たしているのではないかと。
最初に「恋の煙」のシングルをレンタルして聴き、
正統なギターロックとして純粋にかっこいいと思いました。
またそのカップリングも良くて、カップリングが良いバンドのアルバムは
期待が持てるということで買った訳ですが、
「ウィークエンドのまぼろし」のひねくれた曲の展開に完全にやられました。
最後ギターソロで終わるところが特に。
というわけで最初に書いた要素に共感をもって頂いた方にお勧めしたいです。