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どーすんの?私

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
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なんとなく消化不良… ★★★☆☆
私も不器用な人間で、どちらかと言うと集団生活が苦手な方です。ですから、読みながら共感する点はたくさんありました。他の読者の方でも、そういう方はたくさんいらっしゃると思います。ツレさんの著作の中で、お二人の出会いについてのエピソードは書いてあったのですが、できればこの本の中でも、大好きな絵の学校での生活ぶりを紹介してほしかったです。
仕事やめたい ★★★★☆
やめたいやめたい…
なんで転職したんだっけ?

という自問自答が印象的でした。

ツレさんに出会う前までの自伝。
最後にちょこっとだけツレさんが出てくるところがニクイ(^O^)
私の職場にもよく似た人たちはいます。 ★★★☆☆

 『ツレがうつになりまして。』の著者・細川 貂々が高校卒業直後のニート時代と、暗中模索の社会人一年生時代を描いたコミックエッセイです。

 高校卒業後に何をしてよいかわからず家でテレビ相手のひきこもり生活を続けるくだりは、率直に言えば著者の状況に心も添いませんし、描かれている事柄自体に新奇さもありません。ひきこもり体験本の類いで目にするエピソードに過ぎず、本書の前半3分の1に相当するこの部分で、書を置こうかと迷ったほどです。

 しかし著者がとにもかくにもパート・アルバイト生活に一歩を踏み出したあたりから俄然面白みが増してきます。それは対人関係を構築するのが人一倍苦手な著者だからこそのコミカルな体験談が満載だから、というよりは、彼女が職を得た場所に巣食う同僚たちが実に奇妙奇天烈、有り体(ありてい)に言ってしまえば下劣で欠陥だらけの男たちや女たちだからです。

 同僚と喧嘩ばかりする社員を置いておくためだけに作られた部署のある会社。
 新人女子社員とみれば手当たり次第に手を出す男性上司。
 職場の悩みを親身になって聞くふりをして、その打ち明けられた悩みを陰で他の社員に言いふらしている女性の同僚。

 どいつもこいつも、著者ならずともお友達にはなりたくない輩(やから)ばかりです。しかし、そんな人々ともやっていかなければならない場所、それこそが会社というのが、大なり小なり日本の実情なのではないでしょうか。
 そんな職場ばかりを転々とせざるを得なかった著者が人並み外れて不運だったというわけではなく、私の職場にも、そしておそらくあなたの職場にも、同様の事態が起こっていることに思いが至るエッセイではないでしょうか。
私の「やりたいこと」って何だっけ? ★★★★★
高校卒業して、ニートとなった著者による「やりたいこと」探しの自伝コミックエッセイ。とりあえず仕事に就き、イヤになったら別の仕事へ、の繰り返し。そんな青い若者の葛藤がほんわかしたイラストとマッチして、伝わってきます。

この本を読んで笑っていた私ですが、よく考えたら、私は「やりたいこと」を探したこともなかった・・・。今の家族を養いながらのリーマン生活は決して「やりたいこと」ではありません。

著者は試行錯誤して、絵描きというやりたいことを見つけ、それで生計を立てています。それは、私より何十倍もすごいことのような気がします。
たんなる愚痴本じゃないですか? ★☆☆☆☆
「ツレうつ」で一躍有名になった著者による、高校卒業後の時期のことを綴ったエッセイ漫画です。
学校を卒業しても自分の進路を決めれず、ふらふらとあちらこちらに転職する日々のことがメインに話は進んでいきます。

職場の人間関係に悩む様子や、自分の将来に不安を覚える様子が細かく描かれているのですが、
正直「どこもそんなもんじゃない」というのが感想でした。
人生って困難多きものだと思います。そんなこと誰でも知ってます。
この作品に出てくるような嫌な人も、どこにでもいるでしょう。
どこにでもある風景をそのまま書いても、それはエッセイではありません。
普通の日常を表現者独自の視点で表現したり、答えを出したりしてはじめて、お金を払う価値のある創作物になりえると思います。
残念ながら、この作品には著者にしか出来ない表現や芸というものを感じることができませんでした。

作品の大半が、自分の環境への愚痴というか、不幸自慢みたいになっているのには閉口です。
問題は、そういう環境にいて、そこから「どーすんの?」ということだと思うのですが、
この作品では一応の答えさえ出せてないようで、あまり読んだ意義を見出せませんでした。