引用について人文科学と科学技術との対比は面白かった。
人文科学では、
著者の考え方を批判し自分の考え方との対比を明確にさせる。
科学技術では、
他の人の到達点がここまでで自分は何を進めたかを学問の進歩の
路線上で刻む。
もう一度きちんと読み込みたい一冊です。
途中の「説明」について書かれている部分で数多くの数式が出てきた
のがちょっと怖かったところです。
頭を切り換えたくなった時に読んでみるのに良い本でした。
別の本で引用されていた本書の一文。
「わかるとは分けること」
確かにその通り。複雑なことも小さく分けてみるとわかってくるのです。
この一文に惹かれて買った本でしたが、結局それ以上何もわからずじまいでした。