インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

南洋争覇戦〈2〉―鋼鉄の海嘯 (C・NOVELS)

価格: ¥945
カテゴリ: 新書
ブランド: 中央公論新社
Amazon.co.jpで確認
昭和18年の太平洋大海戦 ★★★★☆
史実上起こりえたかもしれない昭和17年のトラック諸島をめぐる海戦を、筆者の鮮やかな力量で連合軍各個撃破プラス昭和18年の設定で激闘が開始されましたた。この昭和18年の設定は、アメリカ軍の兵力が史実のマリアナ沖海戦ほど強大ではなく、かろうじて連合艦隊とトラック基地陸海軍航空隊の戦力で支えきれるところがさらに読み応えを深くしているようです。さらに今後は、前巻に記された、英国海軍艦艇を接収した独、伊艦隊の参戦が今後どの方面かつタイミングで行われるか非常に楽しみなところであります。日と独伊の技術交流も英の講和の状況により容易になっているようでして。個人的には日独伊、英戦艦対アイオワ級の海戦となる展開を期待したいですが!続巻が待ちどうしいですね。
対米戦第2ラウンドの決戦始まる ★★★★☆
 前巻で南方資源地帯を狙って敗北を喫した米軍は、キンメル主導の元に態勢を立て直し、ノースカロライナ級・サウスダコタ級という新鋭戦艦六隻、エセックス級、インディペンデンス級を加えた空母8隻を中核とした大艦隊でトラックを狙う。
 対する日本側は陸軍航空隊の増援を得て基地航空戦力、空母を総ざらえした機動部隊と、大和級二隻を中核とする艦隊、そしてドイツからノウハウを得た潜水艦隊で米軍を迎え撃つ。
 狼群作戦に始まり、戦闘機の割合を増やして制空権確保を狙い、さらに技量の高い搭乗員の存在による薄暮攻撃に踏み切った日本側は航空戦を優位に進めるが、米軍側も潜水艦と夜戦で日本側の水上戦闘艦を確実に削いでいく。
 奇しくも機動部隊vs水上砲戦部隊という主力の激闘になりそうだが、この中核戦力の違いが今後にどう繋がるのか楽しみでならない。