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萌えよ!陸自学校

価格: ¥1,700
カテゴリ: 単行本
ブランド: イカロス出版
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国防と自衛隊の萌え本ながら、何故か涙が ★★★★☆
萌えよ!戦車学校―戦車のすべてを萌え燃えレクチャー!(現在4巻まで刊行中)の流れを組みながら、マニアックに走らず、ギリギリ18禁の手前のラインで踏みとどまっている素敵な本。

陸自の装備はもちろん、編成、役割、そして最も大事で日本人が忘れていることまでこれ一冊ですべて分かる、と思う。
相変わらず、小ネタ満載、パンツじゃないから恥ずかしくないもん状態なので、お子様にはお薦めできない。
が、中高校生以上なら良いんじゃないか。

きちんと考えましょう。日本という国家は何のために存在し、自衛隊のドクトリンとは何ですか。
自衛隊の存在意義を通して、日本の法制度と、日米安保に甘えた精神性に斬り込む一冊。
入門書として良書です。 ★★★★☆
内容は陸上自衛隊入門書として良書といってもいいと思います。
説明は絵付きで分かり易いですし、ちょっとした小ネタも面白かったです。
最後の章での文民統制の本質、自衛隊を使うのは政治家であり、それを選ぶのは国民である。
即ち、自衛隊を良くするも悪くするも国民次第であるなど、中には考えさせられる所もありました。
絵柄については人それぞれ好みがありますが、私があまり好みな絵柄で無い、漫画のギャグが微妙、
露骨な露出などがありましたので星−1です。
陸自の主要装備を紹介 ★★★★☆
陸自の主要装備が紹介されています。

「萌え系」にすることにより「陸自」という少し微妙なものを比較的ニュートラルに扱っています。

小説・映画・ゲーム等を鑑賞していると、しばしば兵器が登場します。
しかし、私は兵器に対する知識が、おもいっきり欠如しています。
戦車と自走砲の違いもよくわかっていませんでした。
「ガンパレード・オーケストラ」という大好きなゲームがあるのですが、兵器の違いをよく理解しないまま使っていました。

ためになりました!
非常に分かりやすい解説本 ★★★★★
 内容としては、陸上自衛隊を解説しているほかの本とかと比べると、
挿絵や解説文の組み立て方、マンガもあり、非常に読みやすい。

 本文とは別に、ちょっとした小ネタを紹介するページもあり、笑える。
自分の所属していたときにもよく聞かされた、怪談話や、陸自の裏最強車両は
リヤカーなど…(ちなみに、作中に書かれている第37普通科連隊第1中隊マークの車両は
ボロボロだったので、コンパネ2枚を使用して1年前にオーバーホール済み・修理時間2時間) 

 前半部分には使用される車両や部隊の紹介、後半は陸自に関する組織の紹介など
と続きます。


 装備のスペック紹介もありますが、種類が多くないので、物足りない人もいるかも
しれません。
 装備について知りたいだけの人は、朝雲新聞社の自衛隊装備年鑑を買っているでしょうが…

 自衛隊について、初めて興味を持った人たちにお勧めします。楽しく読むことができるので
入門編といえるお勧めの1冊です。
コレはいい本だ。 ★★★★☆
 ど硬派イカロス出版が間違いを犯してから数年。ただ、ぬるい作風を武器に「解説本としても力を抜かない」というコンセプトでかなりの良本となっているこのシリーズ。今回はWW2でなく自衛隊だ!

内容は、今自衛隊の情報として探せばすぐに手に入る情報を一冊にまとめたもの。そのため、装備・編成・戦略・歴史・動向と、陸自に関する事が一通り理解できるという優れもの。ただ、相も変わらず解説文は明朗快活にて非常にわかりやすい。また、陸自の現役退役問わずにインタビューをしているため、コラムが充実している。中でも、「迫撃砲から要人まで運べるリヤカーこそ陸自の最強車両」と謳うコラムには脱帽。このように小さな事を変な色眼鏡もない立場で書かれているこの本は貴重かもしれない。

ただ、最終章は一変して著者としての意見が前に出てきている。その内容は、「文民統制」と「自衛隊は誰の所有物であるか」というもの。国民主権といわれてみれば誰でも思い当たる単純な事だが、いつもその視点が国民全員にあるかは疑問。おそらくは取材するにあたって陸自の皆さんが主張したいことを代わりに代弁したのではなかろうか?国民に近いがよくわからない自衛隊。戦争アレルギーな日本では、扱うのもタブーで、非難しなければいけない雰囲気がある。そんなご時世だからこそ「自衛隊を知るために、まず簡単な知識だけでもつけてみませんか?」と、この本では訴えてるような気がする。だから、恥ずかしがらずに読もう。