銃器を拳銃、ライフル、サブマシンガン、マシンガン、ショットガンその他と分類し、それらが使用された映画・漫画作品の中から特に印象の強い物を同時に紹介している所が単なる図鑑と異なり、銃器のみならず筆者の広範で深い知識とセンスの良さに唸らされます。

　後、今まで知りたくても中々解らなかった（悪趣味の為声を大きくして聴く事も出来なかった）｢銃で撃たれると人はどうなるか。」を解説した章もあり、また小説・漫画で取り上げられていた拳銃のマグナム弾の威力が初期はかなり過剰に描かれ過ぎて居た事や、やはり12.7mm機銃用のブローニング50の威力は巻末の｢弾薬の基礎知識」に掲載された実寸をみるだけで如何に凄いかが確認できる等、至れり尽くせりでした。

　昨年コンビニで購入した本の中では一二を争うお買い得品でした。
　この本を読んで取り上げられた映画や漫画を観たくなる人も多いと思います。銃器ファンのみならずアクション映画、漫画がお好きな方々には文句無しにお薦めです。

映画だけでなくアニメ作品やコミックからもヒーローを選んでいて白石さんの博識ぶりには脱帽。しかも内容は写真美麗、解説簡明、easy to read ですべて２ページにまとめた体裁の良さにうなります。これで６００円とは驚きです。同業者に参考書として勧めています。私は外国映画の翻訳者です。以上。

表紙のせいで子供・若者向けかと思ってしまうかもしれないがそれは大誤解。銃器関係の本は文章が読みにくいものが多いが、本書の文章はスラスラと読めてとてもわかりやすい。しかも内容が非常に詳しくて正確。価格が安いのに内容が大変深くてびっくりしました。銃器のビギナーだけでなくマニアでも十分満足する本だと思います！
この本の特徴は、実銃の写真付き解説と映画や漫画がセットで紹介されていること。この本の筆者は銃器に詳しいだけでなく、映画、アニメ方面にも詳しいようです。こんな本がたった600円で買えるとは信じられません。これまで高いお金を払って買ってきた専門書が一気に色褪せてしまいました。銃器ファン、軍事ファン、映画ファン、アニメファンには絶対おすすめの一冊です。