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書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 柏書房
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書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門 ★★★★☆
書きながらくずし字を覚えてきます。勉強にとって、いい方法です。いい本です。すすめます。
続編希望! ★★★★★
「古文書が読めるようになったらいいな」と思って実際に学ぼうとすると、「入門」をうたっている本ですらついていけず結局挫折…と言う人は少なくないのでは?

この本は、一文字一文字をなぞって学べるようになっています。字によっては筆順も載っていて、実際に書く際に参考になります。一文字ずつについている筆者のひとくちコメントも、少しでも古文書を習った人なら「そうそう」と肯きたくなるもので、読んでいて面白いです。
また、多用されているイラストからは、江戸時代の人々のユーモアセンスが感じられて、親近感をおぼえます。
例題は現代人にも推測しやすい言葉が使われていることもあり、「読める!」と実感できて、初心者には嬉しいです。

あくまで「入門書」なのでこれ1冊をすべてマスターしたとしても、あらゆる古文書を読みこなせるわけでは到底ありませんが、古文書に興味を持ったばかりの初心者に最適な1冊だと思います。

今後、少しだけステップアップした「続編」が出されることを希望します。
基本書として ★★★★☆
坂本龍馬の資料集の中に、自身の書いた手紙がいくつか収められており、こういうのを読めたらいいなあという気持ちと、たった150年前ほどまで普通に書かれていたものなのに、なんで今読めないんだろう、という素朴な疑問からたどり着いたのがこの本でした。「書いておぼえる」にもかかわらず、それは後回しでとりあえず読み進めていますが、それだけでもかなり勉強になり、ことわざもちょっとよめるようになってきており、うれしいです(そもそも基本のところが分かっていない僕にとっては、当時はひとつの音に対応するひらがな(らしきもの)が多数あったということ自体が衝撃でした)。漢字にすすむともっと難しいでしょうが、千里の道も一歩からといいますし、最初の本としてお勧めです。欲を言えば雑学的なことにもう少しページを割いて欲しかったという気もします。
書いて学ぶことの大切さを実感できた一冊です ★★★★★
実際に存在した江戸時代の寺子屋の先生が生徒にあてた文字を使っている点が、この本の魅力でした。
江戸の子どもたちの読み書きが「いろは」からはじまったことを考えると、大学でいきなり古文書の解読に挑戦して苦戦した私にとっては、江戸の文字に慣れる第一歩として、この本に出会えて良かったなと思います。
文字を眺めてばかり、書いてばかりではなくて、両方の配分がちょうど良く、またコラムや豆知識、クイズなども盛り込まれてあるので、楽しく飽きずに学習できます。
ことわざの挿絵も江戸時代のもので、人々の表情がじつに滑稽で楽しませていただきました。
不思議な楽しさで仮名習得 ★★★★★
江戸の版本を原文で読みたいと思っていたが、独特な変体仮名がむずかしく挫折したままになっていました。書店でこの本を見つけて即購入。こういう本を待っていた。江戸時代の寺子屋の手本の「いろは」文字がなぞれるようになっていて、重要な変体仮名もなぞって練習できるようになっている。それに、ひとつずつに「ことわざ」と絵がそえられており、何だか面白くて懐かしい。江戸人のユーモアのセンスを感じることもできた。ひととおり練習してからあらためて版本をながめてみたら、読める字がかなり増えていて、感謝感謝な気持ちです。