技術屋におすすめです
★★★★★
銃と言うと殺戮の道具というネガティブなイメージがあります。このことは否定しませんが、一方で戦争という生死がかかった状況で高い信頼性が銃には求められていると思います。
この本には銃の動作原理、歴史、信頼性、一般人が疑問に思うトピックなどが分かりやすく書かれています。信頼性と性能のトレードオフに関するヒントがこの本に書かれていると思います。
ミリタリー趣味の人だけがこの本を独り占めするのはもったいないと思います。
基礎知識というよりはTips集
★★★★☆
公安委員会の許可を得て実銃を所持し、クレー射撃を行っています。
日本語の書籍は皆無に等しく、洋書をたくさん買い込んで勉強してきましたが、
日本語の書籍があるということで飛びついて購入してみました。
銃についての体系だった入門書と期待して購入してみましたが、
内容的には、バラバラに集めたTips集という感じの内容であり、
体系的な学習を目的として購入するなら、思いとどまった方がいいかも。
本書の多くは、射撃歴が30年もあるような人でも知らないような事項が書かれており、知っているから射撃がうまくなるわけでもないが、射撃場での雑談ネタとしては申し分ないくらいの内容です。
日本語で出版された銃についての書籍で、現在でも入手可能で信頼できるものはこれしか無いのではないかと思います。
本当に「銃を知りたい」人へ
★★★★★
長いことガンマニアと呼ばれる人種をやってきて、ほしいと思っていた情報ー今まで日本人のマニアに毛が生えたようなライターが書いた本にはまったくなかった情報―を1冊に簡潔明快にすべてまとめてくれた画期的な内容である。
銃にまつわる法、歴史、威力・効果、売買、使用についての手引きなど、まさに銃についてのすべてが内容、語句説明、挿絵、数字のバランスも秀逸にまとめられている。特に最近の国内ガン雑誌の、ライターの知識自慢だけで実用性のない無駄トリビアの集合体と化した惨状と対比して「銃を使用するために必要な知識」のみがまとめられている点がすばらしい。こういうものがほしかった。
銃社会自体の善し悪しはともかくも、こういう良質な情報が安価かつ古くから存在したアメリカに憧憬を感じざるを得ない。
文句なしの☆5つである。
伝説のNRA FACT BOOK
★★★★★
入手困難な本
といふわけで、いまや本家アマゾン・アメリカでさえ入手困難なNRA FACT BOOKの登場です。
内容は難しすぎて、到底シロウトの私には理解困難な内容ですが、猟友会に所属している方、またラージ・ボア・ライフルを所有している本当の男の方には理解出来るのでは無いでしょうか。この翻訳をした筆者に賛辞を送るしかないでしょう。