孫子の兵法にある「敵を知り己を知らば、百戦危うからず」をパゴニス将軍の経験と教訓から展開しいる。リーダーシップ論ではまずは己を知り、組織に勢いをつけ、部下を知り、明瞭な目標と目的を設定し、単純明快に情報を伝達せよと説く。他に、軍事部門とビジネス部門のロジスティックがどう似ていて、どう異なるかとの所見がありこれもまた読者を引きつけさせる。
同時に、本書最後に監修として危機管理専門家の佐々淳行氏のコメントも掲載されており、こちらも読まれたい。