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法律オンチが会社を滅ぼす

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 東洋経済新報社
Amazon.co.jpで確認
とても面白くて分かりやすい ★★★★★
ビジネス上よく起こりそうな問題をとりあげて、しかも前書きで著者が述べているとおりどれも5分で読了できる量によくまとめられている。お勧めできる本だが、あえて気になる点を挙げるとしたら、「だから顧問弁護士をつけろ」、という結論にひっぱりたい意図がチラホラ見えることかな。未払い残業請求のところに一番関心があったが、労働審判が出来た今となってはその記述を追加した改訂版が欲しい。また、未払い残業を請求してきた元社員に対し、2件も訴訟を仕掛けて逆襲するところなど、よくも悪くも弁護士の思考パターンが垣間見える。裁判は避けたい弁護士さんも沢山おられるとは思うが。あるいは銀行がいかにアクドいことをやっているかを垣間見せるエピソードと、それに対抗する踏み絵のお話など非常に興味深い。この本の意図からして当然だが、内容はあくまで入門の入門レベルなので、これだけでは実務には不足。しかしその程度のことも知らない経営者は沢山いる。

このレビューではあえて気になる点を書いてみたが、星は5だ。
ビジネスの現場担当者にもおすすめ ★★★★★
「ビジネス知らずの弁護士」や「法律知らずの経営者」では企業はつぶれる。
たしかにそのとおり。
最近の企業不祥事や法務戦略の失敗をみるにつけ、時代を先読みする以上に、決
算書を読む以上に、法務知識を持たないと足もとをすくわれ会社はつぶれるとい
うことを思い知らされます。
とはいえ、法律用語は、不愉快なほど難解で、ビジネスマンにとって"参入障壁"
があまりにも高い。だからおざなりになる。
この本は、難解な法律用語を、下品なギャグを交えつつ、実にわかりやすくかか
れており、ドキっとするリアルな状況の書きっぷりもうまく、ビジネスマンの頭
痛のタネである"法務ワールドへの参入障壁"を見事に取っ払ってくれています。
コテコテの関西弁あり、ベタベタなおっさん社長あり、強欲なオバさん社長あり、
テンパったベンチャーの社長等、登場人物が個性的で、随所に"笑い"への配慮が
見られ、「ビジネス法務版、ナニワ金融道」といった趣ですが、M&Aや内部統制、
敵対的TOB等先端のテーマについてもきっちり本質に迫っています。
近年にない、ビジネス書の「怪」作です。
というか、"国際弁護士"という肩書を持ちながら、ここまで"笑い"にこだわる著
者のキャラクターに興味が尽きません。
一体、どんな人物なのでしょうか。
それと、雑誌の連載記事ということですが、続編を期待していいのでしょうか?
東洋経済様。
内容濃い実践的ケースブック,だけど毎回思わず笑ってしまう ★★★★★
大手企業にて20年弱の勤務経験があるが,本書を読んで,もっと前に(若い頃に)読むことができれば…と口惜しくなった。
小手先の対症療法的法律知識を並べ立てたり,目新しさを追いかけたり,といった類の書物ではなく,その内容は,ルールをベースに相手先と正々堂々とわたりあって行くためのヒントに溢れている。状況変化,その際の取引先の態度・動きはもとより無限のファクターの中からどこに着目し,そこからどんなリスクのシグナルを察知して,次の展開をどこまで見通すのか。
本書を読んでそのエキスを体得すれば,いざというときのアンテナの感度,判断の方向性,迅速性など,ビジネスの現場で求められる企業人としての戦闘能力を1ランクも2ランクもアップさせられると思われる。
経営者層だけでなく,全ての若手ビジネスパーソンにとっても非常に有益な,それでいて楽しいケースブックである。
経営者必読の書 ★★★★☆
これからの経営者にとって必読の書である。
法律の本や弁護士の話は、難解で眠気を誘うことが多いが、
この著者の話は、痛快・明快・実践的。
会社規模を問わず、役員・法務・総務・経営企画の人にとって、
座右の書。
企業弁護士の仕事 ★★★★★
一般民事を取り扱っている弁護士にとっては、普段なかなか知ることのできない企業法務弁護士のリアルな活動内容を知ることのできる貴重な書。
最先端の話題も分かり安く書かれており、企業法務弁護士の活動に興味がある人にお勧めしたい一冊です。