コンプライアンスビギナーにおすすめ
★★★★☆
総務のコンプライアンス担当になり参考書を物色。
ビジネス実務法務検定の勉強と並行してつまみ食いしています。
まだ、少ししか読んでいませんが‥
おもろい・ためになる・それなのに952円。
鞄に忍ばせて読んでいます。
初心者にはちょっと難しい気もしますが、堅苦しくないのがよいです。
面白いし、タメになる!
★★★★☆
危機感を煽るタイトルにのせられてしまい、購入。
「企業の不祥事とか法務トラブルはこうやって大きくなるんだなあ」というのがよくわかる。
内容は、芸能ネタをモジった社長が著者に法律相談しに来る、というストーリー仕立て。著者が弁護士なのにもかかわらず、芸能ネタ好きは思わず笑ってしまう小ネタもアリ。
日経新聞をナナメ読みして満足してしまうレベルの私が、ニュースでよく聞く用語(カルテル・下請いじめetc)の解説本として拾い読みもできる。
法務担当者よりも、「法務部って何してるの?」レベルのビジネスマン向け。
良書だと思うが、幅広い分野をカバーしようとするあまり、新書にしてはちと厚いか。
企業法務がよくわからないと投げ出す前に一読を
★★★★★
企業法務の本質を、ギャグ満載で、笑い飛ばしながらぶった切る一冊。
「経済界」の連載を整理した記事を整理したもの。
筆者がいうように、企業法務はどの企業も頭を悩ます苦手科目。
コンプライアンス、危機管理、コーポレートガバナンス等言葉は踊るが、イマイチ理解できていないのが実情。
ベタベタなボケをかます社長や重役たち(ボケというより、ビジネス上切実な思いを正直に吐露している)
の相談に対して、巧みな比喩を使って法律の本質を説き起こし、
最後に明快な回答や戦略的な指南を与える、というスタイル。
登場人物は、バラエティタレントや芸能人をもじっているので、それを想像しながら読むのも一興
(個人的には、鈍田恵・どんだけい、というのが一番ハマった)。
ギャグの中には、ブラックなものや、下品なものがあるが、全体のキレはいい。
難しくてつまらない企業取引に関する法律の話を、笑いながら読めるという一点だけでも、高く評価ができる。