CHRISTIAN DEATHはアメリカのロス出身のバンドなんだけど、全くそんな事を感じさせないバンドだ。このアルバムは、ポジティヴ・パンク・シリーズの1枚として日本で発売され、当時アナログ盤を買った。SOUTHERN DEATH CULT,SEX GANG CHILDRENなんかも好きだったけど、また違った独特な雰囲気を持っていて、セカンドのCATASTROPHE BALLET、サードのASHESも買い、輸入EP盤でDEATHWISHまで買った。
アナログ盤のジャケットはヴォーカルのロズが自らイラストレーションを担当したみたいで、これがまたゴシック調の雰囲気を醸し出している。曲はというと、ナカナカ鬼気迫るものがあって、狂気と幻想に満ちた曲作りとなっている。
セカンド以降、メンバーもヴォーカルのロズを残し、全員が入れ替わったみたいだが、曲としては耽美的なところは残したまま、曲もまとまり、音的に幅も広がった様で、こちらも好きだが、1stの狂気に満ちた感じも非常に良い。