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ドカベン スーパースターズ編 18 (少年チャンピオン・コミックス)

価格: ¥420
カテゴリ: コミック
ブランド: 秋田書店
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ファンでも複雑 ★★☆☆☆
ドカベンのキャラは皆、「ほんまにおったらプロ野球盛り上がるでぇ!」ってな感じで生まれてると考えれば、ギリッギリ!!許せる記録ラッシュ。でも作中でもイチロー7年連続首位打者な点からして殿馬のプロ12年、2200安打はストーリーに合わない… 不知火199勝も在席チームが一度としてリーグ優勝してないことを考えると。一番納得いかないのは岩鬼・山田は2004年以外の11年、一本差もしくは同数で本塁打王を争ってきたのに山田490・岩鬼397本て!水島先生!!現実離れな数字はともかく自分が描いたストーリーには責任もってよ!!
そしてドカベン・大甲子園と144冊全て揃えている私でも、里中・サチ子の顛末がなんとも…岩鬼への心変わりの件がアホみたいになった。まぁ岩鬼が策なくど真ん中を打つっていうエピソードとしては残るか。この巻はドカベンファンでもちょっときつい。
無難な決着に安堵 ★★★★☆
 見るに耐えない迷走を見せた里中の婚約話だったが、無難な決着に落ち着いて、正直ホッとしている。
 プロ編以降は高校時代のオマケと割り切って見てはいるが、それでも30年愛着のあるキャラクター達だけに、作者が柄でもない恋愛模様を描こうとして迷走を深め、折角のキャラクターを台無しにしていたここ数年間には、大変心を痛めていたからだ。

 そもそも、サチ子と岩鬼を結び付けようとしたこと伏線を張り始めた頃から、作者の思惑からは独立して定着していた、キャラクターの立ち位置を無視した作者の暴走が始まっていたと思う。
 女性ファンの多くには異論があるようだが、男性読者としては、女性ファンとはまた違った感情で里中に対して感情移入をして見ている訳で、その立場から見れば、「プロ編」が始まった時点で、将来的には里中とサチ子の結びつきが一番自然だった筈なのである。

 一方で作者の水島氏としては、岩鬼というキャラクターに大変深い愛情を持っており(ホークスに入れたことでも明白だが)、その彼を水島作品のヒロインの代名詞でもある「サチ子」という名前を持つ女性と結婚させたいと考えたのだろう。
 だから、プロ編の途中で岩鬼を夏子と別れさせ、将来の伏線を張った訳だが、それは複線というには余りにも露骨で、読者にはバレバレだったし(この時点で、水島ファンの多くが「ああ、やっぱりこうきたか」と思った)、また水島氏はそういう恋愛模様の描写が非常に下手なので、作品として非常に不自然になってしまったのだ。

 作中の流れとして自然に見せることが出来ず、読者にはあからさまに「ああ結局、御大はサチ子と岩鬼をくっつけたいんだろ・・・」と白けさせてしまい、里中との三角関係を物語のスパイスにしたかったのだろうが、それも「結局、岩鬼なんだろ。バレバレの出来レースだろ」という印象を読者に与えてしまった。

 作者の本心としては岩鬼とくっつけたかったはずの展開を、どの時点で変更を余儀なくされたのは、よく判らない。作者の本意ではないと思われるので、恐らく何か外的な条件が働いたものと思われるが、結局は不明である。  
いい数字を出しすぎ ★★☆☆☆
 具体的な数字を書くと長くなるので書きませんが、水島先生は「山田世代」の選手にいい記録をだしすぎだと思います。「山田世代」の選手がいい記録を出すのは当然だと思いますが、それにしてもだしすぎです。この巻を読むと特に思います。苦労して200勝した工藤投手や、もうすぐ達成するだろう山本昌投手、最近2000本安打を達成した田中選手や少し前になりますが、立浪選手や野村選手、苦労して500本塁打を達成した清原選手などの記録がそんなたいした記録ではないのかなとせっかくしてしまいます。実在選手をバカにしたような印象さえ受けます。
 いまから取り消すのは出来ないのでしょうがないですが、もう少し考えて欲しいと思います。