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ジプシー・キャラバン [DVD]

価格: ¥4,410
カテゴリ: DVD
ブランド: アップリンク
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ミクスチャーぶりがすごい! ★★★★★
 ジプシーとは言っても、住んでいる国が違えば、当然言葉や宗教、言語、音楽が異なるのが当然です。
 この映画はジプシーとはいっても、全く違うことを百も承知で、「ジプシー」という共通項で、インド・スペイン・ハンガリー・マケドニア・ルーマニアのミュージシャンやダンサーを一緒にしてアメリカツアーを行うというとんでもないものです。
 さてうまくいくのか、と心配して始まったツアーは時間がたつにつれ、だんだんと一体感を生み出していきます。そして、ラストではフラメンコギターの演奏とカンテ(歌)でインドの舞踏を踊り、ルーマニアのブラスバンドとハンガリーの弦楽器楽団が共演するという、普通ではあり得ない音楽シーンが登場します。
 これは感動的です。 
悲しみと情熱のミュージック ★★★★★
映画が始まってすぐに、
「(ぼくは、ジプシーのミュージシャンたちとツアーをできて)
ジプシーとしてうれしいよ」という、シーンがあります。
ジプシーっていうのは差別コードに含まれている言葉だけど、本人たちの意識とは乖離しているんだね。

時に悲しく時に情熱的な時にコミカルな彼らのミュージックに、
ジプシーといって多種多様で、ひとくくりにはできないのだという、あたりまえのことがわかる。

途中タリフというバンドの、ニコラエというじーさんが出てくる。
このじーさんの深いワがきざまれた面構えだけで、映画が一本、撮れそう。
女が大好きなんだって。じーさん。
曰く「ミュージシャンはもてる」そうだ。

ドキュメンタリーなのにジャームッシュを思い出した。
『コーヒー&シガレッツ』とか、あのへん。

青い空と馬にひかれた台車の上でみんなが、演奏しているシーンなんか、ちょっと言葉じゃ表現できないくらい。

解説いらず。
ぜひ!
温かき人々、その音楽性に心揺さぶられる ★★★★☆
 ジプシーとはインド北西部が発祥の地といわれ、六〜七世紀から移動し始めて、今日ではヨーロッパ諸国・西アジア・北アフリカ・アメリカ合衆国に広く分布する民族。そして映画中よく出てくる単語「ロマ」とはジプシーとほぼ同義。ただジプシーという言葉に差別的なニュアンスがあるためロマと自称している。

 彼らのワールドツアーがドキュメンタリータッチで描かれるのがこの映画。彼らの伝統的な、躍動的でエネルギッシュで、独特な歌、ダンス、演奏は観る者を惹きつける。ツアーの移動中に彼らの素顔や、考え方が彼らの話の中からくみ取ることができ、彼らの思っていることや、本心に近づくことができる。

 差別を受けてきたが故の、彼らの心の温かさや人間味溢れる姿に心打たれ、そしてその素晴らしい演奏に感動しました。


 最後に書きますがクレジットにジョニー・デップの名前があります。でも彼が演奏するわけではないし、インタビューが数分だけの出演でした。
観る回数が増えるたび好きになる音楽映画 ★★★★★
 演奏場面では圧倒され、演奏者の自宅インタビューでは各自さまざまな苦しみ(ジプシーの苦しみ、人生の苦しみ)を自然に引き出していて、自分の事のように共感できました。笑いのあふれる演奏旅行が進むにつれメンバーの心が温かく通い合います。映画の後半にある驚きの場面で、私の心は激しく揺さぶられました。
 ジプシー(音楽)への生半可な先入観をくつがえす点を多く含んでいます。マケドニアにジプシーが多く住んでいること、洞窟や馬車に住んでいるのではないこと、近代楽器や文明の利器も見事にこなしていること、今風のリズムを取り入れていることなど、私は初めて実感しました。特典映像にルーマニアの楽団2つがそれぞれの持ち曲で速弾きの競演をしているのがあります。目茶苦茶な音がしますが、この興奮で得した気分です。