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ゴルフ・ルネサンス

価格: ¥1,500
カテゴリ: 単行本
ブランド: ダイヤモンド社
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ついつい行きたくなるゴルフ場経営 ★★★★☆
ユーザビリティを最大化しようとする廣瀬氏の経営方針は素晴しいの一言。経営難に陥ったゴルフ場の買収あるいはスポンサーとなり、初めは従業員の反発を食らいながらも少しずつ信頼関係を築いていき、最終的に立派なゴルフ場に立て直すストーリー。アメリカ型ゴルフ場経営を日本の文化に馴らしたという点も多いに参考にできる。
ゴルフ場経営は支配人やそれに融資する銀行員等でなければ難しいということを改めて思い知らされた気がする。登場人物はゴルフ場勤務経験者がほとんどを占めたし、きっとそれ特有の風習や玄人でなければ気づかない点がたくさんあるのだろう。廣瀬氏に至っては勤務経験はなく、単に大のゴルフ好きなだけだが…。
ゴルフって「お金がかかる場所」、「接待をする場所」というイメージが付きまとうけど、こんなゴルフ場が増えてきたなら、日本のゴルフ業界も明るいのではないでしょうか。そう思わせられる一冊です。
フラクタルのような。 ★★★★★
読んでいて、「フラクタル」という言葉が浮かびました(フラクタル:一部分を拡大すると全体と同じような形になっていること)。
筆者の人生、経営に対する理念、ゴルフビジネスに対する視点、一つのゴルフコースの運営、どれも誠実かつすがすがしい強さを持ち、その意味で「一貫性」を感じるからです。経営の醍醐味が感じられる一冊、です。
いい本です ★★★★★
ゴルフ場のことをこれほど細かく書いた本はとても珍しい。読んでいるうちにいつしか自分もどこかのゴルフ場の従業員のような錯覚をしてしまうほど様々なエピソードが具体的に描かれている。いかにも経営書というように小難しくは書いていないのに、読み終わったら、ゴルフ場の話を通してビジネスの一番大切な部分を教わったなあ、という不思議な感覚が残った。これも著者・廣瀬氏の従業員のモチベーションアップのテクニックなのか。ゴルフをしない近隣住民にも気持ちよくゴルフ場を開放したり、コースが大雨で水浸しになった時の会員たちとのエピソード(これは泣けました!)、86歳の女性メンバーが元気にプレーをするコースがあるという話にも心癒される。ゴルフ場を新たなコミュニティの場としてとらえているフレンドリーな企業姿勢にも、今後のゴルフ業界の大きな可能性を感じた。地域の広大な敷地を所有するゴルフ場、そこは、やはり、老若男女、様々な世代の人たちがいつも楽しそうに集う場所であって欲しい。いくら豪華なゴルフ場をつくってみても、その快適さを維持し、きちんと利益を上げていかなければ、そこには従業員とゴルファーの笑顔はないだろう。ゴルフ場のマネジメントのプロチームであるPGMという会社の方々、日本のゴルフ場とゴルフ文化をよろしくお願いしますよ。私は、全国のゴルフ場、あちこちでたくさんゴルフをすることで、ゴルフ文化とゴルフ産業に貢献します。
ゴルフは確かにすばらしい! ★★★★★
本書は、バブル崩壊後に破綻してしまった日本的ゴルフ場経営ビジネスモデル(具体的にはキャッシュフロー経営無視の会員権ビジネス)をPGMが如何に乗り越え、東証一部上場を果たし、日本最大級のゴルフ場を運営するまでに再生、復活するまでに至ったかの著者、PGM社員及びそれに関わった人々の記録となっている。既存概念に新たな発想で挑戦して企業を大きな成功に導いたケースとしてのビジネス書としても示唆に富む内容が多いが、著者の日本においてゴルフがもっと愛されるスポーツとなってほしいという強いメッセージは、企業倫理の欠如で問題が多発している昨今において、企業のトップに大切なリーダーシップと志を考える時に大変参考になるのではないだろうか。
もっとやわらかい視点で、ゴルフをプレーする人にとってゴルフ場を経営サイドからのぞき見るという読み方でも非常に面白い内容となっており、いろいろな意味でお薦めの一冊である。
個人的体験で恐縮ながら、先日PGMの某コースでプレーした際に食べたカレーのおいしさが印象的だったのだが、この背景が本書で紹介されており妙に納得してしまった。
揺るがない経営の軸と理念 ★★★★★
ゴルフファンはもとより、ゴルフをやらない人にもオススメの本だと思います。バブル崩壊とともにその象徴のひとつでもあった相次ぐゴルフ場の経営破綻、その後の再生事業は、日本の既成概念への挑戦でもあります。今から思うとコロンブスの卵のような成功談かと想像してしまいますが、決してそうではなくゴルフとゴルフ場経営の奥の深さと、揺るがない経営の軸と理念があることがわかります。ゴルファーへの顧客満足の追求、自然との調和、地域との共生、従業員のモチベーションアップ、未来のゴルフファン誕生への種まき、などなど経営のヒントも満載で、一気に読み終えるまで本を手放せませんでした。