基本的には人形師と依頼主、そして人形との間のお話です。一巻には一話完結のお話が四本入っており、どれも珠玉の作です。忘れがちな大切な何かを、思い起こさせてくれるお話ばかりです。一話一話、じっくり読んでいただきたいです。
この『人形芝居』は、今のところ二巻しか出ていませんが、続巻を切に望んでいます。それほど素晴らしい作品なのです。是非!もっと多くの方に読んでいただきたいと思います。