デューデリジェンス本の統合版がやっとでくれたという感じ。
時代はPMIの時代に入っているのにいつまでも過去のデューデリジェンス重視の
専門書が多かった。
一方、デューデリジェンス本は多岐に分かれており財務、人事、ＩＴなどが個別
に扱われているケースが多いが企業の実務担当者からするとそれは専門家のエゴであり
”勝手に専門性を分けている"感じで、顧客のために動いているという感じが
しない。
今回、専門家側からこうした視点を提示してくれたことは我々実務家からすると
今後のＭ＆Ａ調査に風穴を開けてくれることに期待を持たせる。
”定量化”による定性要因の数値化を目指している点は、世の中の"見える化”を
意識している風に見える。