チャンフィーが切なく痛々しくて
★★★★★
物語は前半とは一変し一話ごとに切なさと重みを増していきます。特に20話以降は見るのが苦しくなるのですが、見ずにはいられませんでした。主人公3人は過去の因縁と序序に暴かれていく真実によって大きく揺さぶられていきます。愚かな母の愛が多くの人の運命ばかりでなくやがて愛するわが子の運命も狂わせ苦しめる事になるのが残酷です。そして心ない人々の策謀によって純粋なギルドンとチャンフィーはしだいに追い詰められ互いの立場の違いを思い知らされていきます。カン・ジファンは前半ややグンソクにおされぎみに感じましたが、後半はさすがに主役の貫録を見せノ尚宮や父との場面では胸を打たれました。ソン・ユリは前半とはまた違う美しさで揺れる女心をしっとりと表現して涙を誘っています。そしてチャン・グンソクは20歳を超えたばかりの若さとは思えない確かな演技力で後半のチャンフィーをとても切なく演じています。真実を知ってしまった後チャンフィーからあの笑顔が消えていきます。心が壊れそうになるのを必死に耐えて気丈に振る舞う姿があまりに痛々しく心が締め付けられました。そんな彼をどうかお願いだからイノクに支えていってあげて欲しいと願わずにいられなかったのですが・・・。グンソク君ファンでまだ見ていない方は必見の作品です。
ギルドンの生き様に注目して!
★★★★★
前半はやり過ぎな程のコミカルな場面と、
ワイヤーアクションが気になりましたが、
後半からは一気に雰囲気が変わりました。
「ファンタスティックカップル」でも言えますが、
笑えるシーンと泣けるシーンが美味く融合しているので本当に飽きません!!
ギルドンがこれでもか、と言うくらい追い込まれて行く姿が
本当に切なくて涙が止まりませんでした・・・・。
キスシーンのある時代劇です
★★★★☆
悔しいけれど,カン・ジファンssiとユリちゃんのかなり濃厚なキスシーがありまして,おまけに最終回にあの展開ですから★一つ減点になりますね。
さらに突っ込みを入れますと,演出的には一役買ったイノク(ソン・ユリssi)が連発する“I Love You”ですが,ドラマは15世紀の朝鮮時代という設定ですから,当時の朝鮮で外国語として学べたのは中国語,日本語,女真語,蒙古語だけでしたので,これは少し違和感がありますね。
まあこれは,イノクの設定が“清からやってきた”ということですから,もしかして何処かの港で英語圏の人と接触があったのかもしれないということで,また,使ったのがユリちゃんということで許容範囲としましょう。
本作は,実在したといわれる義賊「洪吉童」を題材に,許(ホ・ギュンssi)が書いた小説「洪吉童傳」をアレンジしてドラマ化したようですが,小説では最後吉童は中国の南京に行って理想的な王国を建設したというオチなのですが,本作ではあんな感じの終り(ハッピーエンド好きには辛い)です。
ただ,物語的には脇道になりますが,時代劇というよりも,イノクと洪吉童(カン・ジファンssi)とイ・チャンフィ(チャン・グンソクssi)とのラブストーリーという面では,良くできた作品だと思います。
チャンフィ王子が悲しい
★★★★★
前半はコミカルな感じでしたが後半は中身が濃かった!格好いいギルドン、ちよっとマヌケで可愛いイノク、凄く魅力的だけどとても寂しそうなチャンフィ王子、後半は思っていなかった意外な展開におもいっきり嵌まって観てしまいました、イノクが言うように、ギルドンとチャンフィ王子(王様)、戦わなければいけなかったのかなぁ、戦わないでほしかった。勝利したチャンフィ王子だけどなぜか可哀相でした。孤独な王様って感じですね(ノ尚宮の赤い口紅が凄く濃くって最後まで気になりました)韓国ではチャン・グンソク君のアイラインメイクが大流行したらしい☆