ぶっ続けで見たくなる作品
★★★★★
韓国ドラマに限らず時代物には抵抗がありましたが、
韓国の現代物よりもややゆったり(たとえ物騒な内容であっても)
喋るので置いていかれた感が少なく、台詞が心にきちんと届きます。
現代物の激しい会話のテンポに疲れてしまう人にもおすすめです。
チャングンソク(ウノ役)さん見たさに観はじめましたが、全員素晴らしい演技です!
お気に入りはライバルの女楽行首メヒャン(驚異的な美しさ!)とウノの使用人?トクパルです。
悲しいシーンも多いですが、主人公チニが持ち前の賢さでお偉い
殿方達をやり込める箇所も多々あり痛快です。
前半の号泣シーンは主役ではないソムソムのシーンでした。
後半はそれまでの蓄積がある為、ふとした一言にも泣けて泣けて仕方なかったです。
時間がなく途中で見るのを中断するのも、最終回を見終えてしまうのも惜しかった‥。
幸せな気分に浸れるものではありませんが、美しくて深い作品です。
主役以外の登場人物の人間的成長も堪能できますし、
恋愛やドロドロに抵抗がなければ年齢は選ばないと思うので、
是非たくさんの方にゆっくり浸って欲しいです。
じっくり浸れる大好きなドラマです!
★★★★★
キーセンという職業がら、衣装もメイクも本当に華やかでステキです。
舞のシーンがよく出てきますが、手足の動き・表情、身のこなし等等、思わず真似してみたくなる程、引き込まれてしまいます。
女同士の張合いも嫌味が無く対照的な人物像が描かれていて、興味深く感動します。
主人公に恋する男性はどの人も一途過ぎるくらい一筋で、何度も見てはウットリとした気分にを味わいっています。
女性が中心の内容なので、じっくり浸れる大好きなドラマです。
最高です。
★★★★★
前半パートは秀逸の一言につきる。
どんな時代でも自分を貫くことができる愚直さ真面目さを持ってる人間が輝く。そんな刹那的な輝きを放つ人間のオンパレード。
イケずな人間だけどそれには理由があるといった問題あるなこの人と思われる登場人物にもそれぞれ弱さや問題かかえているものという細かい人間描写も昨今の日本のドラマでは廃れてしまった演出がうれしい。バカ長いだけ時間作ってるだけある。
身分社会制度の中で生きる人々。低身分であってもその場その役割に矜持を持って生きている人間のドラマがこってり描かれていて見ごたえあり。オススメ。
ラストはグダグダだが最初から中盤にかけてのドラマだったり、やや突き放した回りくどい演出はハマる人を選ぶかもしれない。
久々にやっつけられた
★★★★★
全国のおばさま方のにわかの韓流にはマユを潜めたし、日本だって1970年代にはすばらしい純愛ドラマがあったし、と思っていたけど、このドラマには降参した。ファン・ジニについては断片的な逸話が今に伝わるだけで史実がほとんど残っていないようで、登場人物もストーリーもほぼ創作なのに、こんなにやっつけられるとは韓国の企画制作力や恐るべし(日本の現場が衰退したのかも知れない)。韓国ドラマ史上最も豪華と言われる衣装や、ロケーション&撮りの美しさも素晴らしくてこのドラマにかける関係者の意気込みが伝わってくる。とりわけ、主題曲「貴方を想い」をはじめ音楽が哀惜にあふれて美しい。
主演のハ=ジウォンもぶっ飛んだキャラからしっとりした性格の役まで演じられて、というか、毎回高いハードルを乗り越えようとする努力の人で、いろんな魅力が光るいい女優さんだ。
シーンではやっぱり初恋の相手のウノの棺を乗せた棺が教房の前から動こうとしなかったシーンが胸に来る。伝えられる逸話をチニの恋人の出来事としてアレンジしたようで、いかにも韓国らしい心情表現で。
脚本が女性なのだが、チニの愛だけでなく自由を懸命に求める生き方を少し退いてみると、女性も男や社会に柔順なだけの存在ではない、そういう今の韓国の時代背景的が窺えるような気もする。
とにかく、何はともあれティッシュをたくさん用意してご覧ください。
魅力的
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俳優さんたちがとても魅力的です。八・ジウォンの毅然とした姿が美しいです。ストーリーはハッピーエンドな恋ではないので残念ですが、人生について考えるきっかけになりました。