すごくわかりやすい!
★★★★★
スクールカウンセラーをしていて、先生方にどのように子どもの姿を理解してもらうかと苦労することがあって、本屋でみかけたこの本を見てすごく感動しました。学校や保育園だけではなくて、社会の様々な場面で一般の人たちにどのように障害を理解してもらうかが具体的にのっています。変な同情とかではなくて、本当の意味でみんなが障害を正しく理解して一緒に生きられる、そんな手引書のような感じがしました。必読書だと思います。
お薦めです
★★★★★
今まで自分が障害者に対して偏見をもっていなかったかといえば嘘になる。それに、街の中で障害者が困っていても、見て見ぬふりをしていた。そんな自分をちょっと嫌な人間だと思っていた。しかし、偶然にこの本を手にして、正直に言って、気持ちが楽になった。「困っている障害者に手を貸せないのは、人間性の問題ではない。援助の仕方を知っているか知らないかによる」と書いてあって、なんだか自分が救われた気がした。しかも、いきなり障害者に優しく接することができる人間になならなくていい、障害者のことを順番に知っていき、階段を登るように理解を深めていけばいいということが書いてあって、今までの呪縛から解けたように思う。世の中の人が、肩肘張らずに障害者と向き合うために、とても役に立つ本だと思う。
心のバリアがわかった
★★★★☆
今まで、偏見、差別と言う言葉を何となくとらえていたが、具体的に何が心のバリアなのかがよくわかった。教師として、今まで生徒に「障害者はかわいそうではない」と教えてきたことを反省した。今までの自分の考えにはっとさせられる、気づきの多い一冊である。