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大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge)

価格: ¥860
カテゴリ: 新書
ブランド: 徳間書店
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アニメとは別物 ★☆☆☆☆
アニメのほうを見て期待すると、全然の別物にて公開する羽目になる。
チグハグな時代描写、キャラが立ってないシーン。
絶望的なほどに多い、語句の間違い。
なぜアニメ化されたのか不明な作品。

親のコネと噂されているがそれが本当に思えるほど小説としての体をなしていない。
ちゃんと時代考証を突き詰めて書いている点には好感が。婦女子が野球をやらんと立ち上がる! ★★★★★
漫画版から先に読んでいて、興味を持って小説版を取り寄せてみました。

挿絵があるのですが、柔らかい雰囲気が出ているもののキャラの区別が付きにくいです。
大正時代の現代でいうところの女子中学生にあたる14歳と13歳の少女たちが日本に伝来して間もないスポーツ「野球」で男子チームを負かすべく奮闘する。

メンバーは
天真爛漫な洋食屋の看板娘。
気が強く美人の今回の対決の大元の火種となったお嬢様。
科学者の娘で理系の発明家。
おっとりした級長の呉服屋の娘。
小説家の父を持つ無愛想な策略家。
寮住まいの少女たちの憧れである男勝りの薙刀使い。
薙刀使いの双子の妹で姉好きが昂じて他の娘に無愛想な少女。
化粧が上手い年下の1年生の少女。
のんびりしながらも着付けが上手い下級生の少女。

9つの個性が集っての繰り広げられる特訓の数々。
野球の「や」の字も知らない彼女たちがスポンサー(後援者)を募るためのパーティを開き、
練習試合の相手を探し、メンバーを揃える・・・・・。
「控え選手」はおらず、選手が1人たりとも欠けると戦えなくなる中で
「女」であることを逃げの言い訳としない潔さが大きな力となるが・・・・・。

第1巻に当たる本作はまだまだ「前哨戦」。
しかしながら大正時代の雰囲気を当時の食生活・学生生活・少女たちの服装から文章で現代に甦らせる筆運びの妙は驚嘆ものである。

アニメ化も決まって、大ブレイクなるか?期待の作品である。
設定や描写がしっかりしており、今後が期待できる作品 ★★★★★
いわゆるギャルゲーの原作やノヴェライズではなく、れっきとした(?)オリジナル作品のようである。

少女たちが“男もすなる”野球をするとのコンセプトの作品は多くあるが、大正14年という時代設定が目新しい。大正末期といえばまだ日本に職業野球はなく、もっぱら六大学や中等学校が持て囃されていた時代。そんな野球黎明期の女子野球だから、ぶっちゃけ言えばお嬢様のお遊びである。

だが、本作が評価できるのは、巻末の「参考文献」にあるように、時代考証がしっかりしている点だ。当時の女学校特有の雰囲気や制服のデザイン、生徒の家庭環境や日常生活の描写などに違和感がない。
登場する女子生徒も、近現代特有の“破壊し尽くされた”印象がなくある意味安心だし、それゆえの制約の中でキャラも立っており(ちなみにイラストもあり)、好感が持てる。ただ野球ゆえ、メンツが9人揃わないとサマにならない。そのせいか、9人ギリギリ揃ったところで安心して“打ち止め”(?)なのが惜しい。キャラの描き分けやストーリー構成を考えるとやむを得ないか。

続刊が構想されているようなので、今後の展開によってはメディアミックスの可能性も期待できよう。・・・だとして、巻末に「今夏予定」とあるのが11月初旬現在未刊という事実が残念。次巻を早く読んでみたい。期待大。
タイトルで敬遠するのは惜しい佳作 ★★★★☆
時は大正14年。女学院に通う小梅は14歳、洋食屋の一人娘である。ある日、小梅は友人である通称「お嬢」から相談を持ち掛けられる。それは、女子だけの野球チームを作り、男子と試合をすることだった…

色々な出来事が起こるのだが、ともかく以下続巻となる。てっきり、これ一冊で完結するものと思って買ったのだが、続き物だったのである。
だが、全体的にほのぼのとした雰囲気の物語に好感が持てたので、まだ続きが読めるのは正直楽しみだ。

彼女達の練習シーンは賛否が別れると思う。大リーグ養成ギブスみたいなのが出てきたりするのだ。(メンバーの一人がハカセ君みたいな女の子で、彼女の発明品なのである)
自分はギャグとして軽く流したが、この辺りで投げ出す人もいそうだなぁ…