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オズワルド・オリヴェイラ自伝―風のおもむくままに

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 講談社
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サトウキビを食べながらでは口笛は吹けない ★★★★☆
ブラジルの名門コリンチャンス等で輝かしい成績を残し、来日して鹿島アントラーズに新たな黄金期をもたらしたオリベイラ監督が、その半生について語っている一冊。

意外だったのは、選手の道を早々とあきらめて選んだフィジカルコーチの経験がとても長いこと。しかも、その中心は中東でのキャリアである。しかし、この異文化での長い下積み経験が監督になってから生きていることが、行間のあちこちから伺える。特に、試合までの準備の周到さ、選手の状態の把握や精神面を含めたコンディション調整の上手さの秘訣は、本人にとっては「自然なこと」なのかもしれないが、なかなかどうして見事である。

ある試合では、試合前に「パパ、がんばって」というような選手の家族のビデオレターをサプライズで見せたり、別の試合ではグラフを作って選手を鼓舞したり。いろいろな練習メニューを考えるのが好き、という発言から伺えるように、実はかなりのアイディアマンでもあるのだろう。選手に何かを説明するときには、「なぜ」ということをとても大切にしているそうだ。オリベイラを語るときに抜群の人心掌握能力がよく挙げられるが、終始謙虚な語り口とは裏腹に相当いろいろなことを日々考えた上で工夫を重ねていることが推測できる。特定の選手を個室に呼んで話をするということも、それ以外の選手に与える影響を考えて意識的に避けるようにしているそうだ。

特定の人物やチームの批判はほとんど無い。普段も、マスコミを通じて自分のコメントを読む選手のことを念頭に置くように気をつけているそうで、言うべきことがあれば直接選手に伝えるべきだという立場である。戦術論もほとんど無く、せいぜい、鹿島のサイド攻撃の強さの秘密は中盤にあるということが語られている程度である。
最高 ★★★★★
鹿島サポですが、
これほどまでに一言一句に共感できる本に出会ったことはありませんでした。
本当にクラブ史上最高の監督です。

この本にはサッカーで必ず勝利するマジックなどは書かれていません。
しかし人生をどう生きていくべきかのヒントはたくさん書かれています。

鹿島サポもしくは鹿島びいきの人であれば、絶対に読むべきです。
それ以外の人でもサッカーファンであれば、極度のアンチ鹿島の方でなければ、読んで損することはないはずです。

最後に、この本を書いてくれたオリベイラ監督、本当にありがとう!!

参考にすべき生き方、考え方がある ★★★★★
鹿島アントラーズを率いて前代未聞の3連覇を果たした名将。
という肩書きと実績はサッカーファンにはおなじみだが、
人物像やこれまでの経歴はあまり語られることはなかったように思う。
本人著書と言うことで名将の人物像がわかるだろうかと思って購入した本書には、
自分の人生に役立ちそうなヒントがたくさん詰まっていた。

副題そのままな柔軟な生き方、考え方をしてきたオリヴェイラは、
多くの仲間、スタッフの声に耳を傾け、そしてそれぞれに能力を発揮させて結果を出してきた。
彼の生き方や考え方には学ぶべき、盗むべきヒントが無数にある。

私は大のサッカー好きだが、サッカー好きだけが読むにはもったいない一冊。
素晴らしいです ★★★★★
サッカーファンはもちろん、ビジネスマンにも充分楽しめる、役に立つ内容になってる。
鹿島がファミリーと呼ばれる由縁もわかるし、苦しいときも不協和音が出てこない理由もわかる。
こんな上司がいたら最高ですね。