手ごろですが、スルー力が必要かもしれません
★★★☆☆
しょうがとねぎを「薬味」どころでなくたっぷりと使った、でも毎日食べられるような料理のレシピ集です。
内訳は、メインのおかずを中心に合計24種類、ジンジャードリンク&おやつが6種類、
他にしょうが・ねぎのストックレシピとしてしょうがの黒酢漬け、はちみつマリネ、ねぎ塩だれ、
しょうゆ味のねぎソース、ねぎみそ、しょうが&ねぎの肉そぼろとそれらを使った料理各数種類。
「今日の晩御飯コレにしよう」と思うくらい気楽&美味しそうなものが多く、
体のために積極的に摂取したい人や、買うたびに余らせるのをなんとかしたい人が最初に手に取る本として
内容・量・値段の点で手ごろだと思います。
レシピ以外にも、しょうが・ねぎの効能の説明と栄養をうまく使うためのコツの紹介もあるのですが
(料理ごとに効能を説明するような記述はありません)、残念なことに、この効能説明の一部が正直胡散臭く感じます。
文では「〜と無関係でないかもしれません。」と書かれているだけなのにその小見出しで「〜が原因」と断じていたり、
根拠が明記されないまま不安を煽るような書き方がされたり、そのまま論が展開されていたり。
そういった構成の情報バラエティー番組などを避けている人には、お勧めできません。
私は避けている方なので、単にねぎ・しょうがを日常的に食べるためのレシピ集として、★3つけました。