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ぼくは悪党になりたい (角川文庫)

価格: ¥460
カテゴリ: 文庫
ブランド: 角川書店
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何かができるんじゃないかと思ってしまう思春期 ★★★☆☆
小心者で事なかれ主義のイマドキ高校生が、
「日常」を打ち破り、「非日常」へ一歩踏み出す過程が無理なく描かれている。
そのため、起こっている出来事は「本当にこんなことあるのかな」と
やや疑問に思うような不自然な出来事なのに、主人公の行動に共感できてしまう。

「平凡な日常を捨てたい」と思う気持ち。
「自分だったら、何かかっこいいことができるんじゃないだろうか」
という思春期にありがちな根拠なき自信や勘違い。
そして「失敗したくない」「うまくやりたい」というイマドキの若者らしい気負い。
それらのすべてが数年前の自分を思い出させ、少々いたたまれない気持ちにもなりました。
引き込まれる展開です ★★★★★
普通以上に頑張っていたエイジが、
その反発から、そして偶然の積み重ねに流されて、
少しずつ「悪党」になっていく。

まぁ大した悪ではないのだけれど、すっかり感情移入してしまい、中盤あたりからページを進めることが怖くなってしまった。
冴えない青年の背中に、悪魔の羽が生えていくようで(この表紙はとても的確にエイジを表していると思う)。

毎日少しずつ読むつもりが、一晩で読み切ってしまいました。
映画『ギルバート・グレイプ』の世界観も時々リンクしているので、
そちらを観たことがある方はこの本を読んでみてもいいんじゃないでしょうか?
( =ω=.)<こなたとかがみの宗教教団 その4 ★★★★☆
( =ω=.)<かがみはバルサ巫女の神官、つまり・・らき☆すた教の最高責任者だョ

鷲宮神社を建てて そこを らき☆すた教の本殿にしよう!

その近くに、らき☆すた教をはじめとして、色々な事を学べる学校を建てようよ

(;//Д//)<ちょっと待て らき☆すた教って学ぶべきもんがあるの?

( =ω=.)<あるョ 徹夜で書いたんだ、らき☆すた聖典・・これがあれば 正しい
人類の規範 『オタク』になれるんだョ

(;//Д//)<あんたが一晩で考えた事を、何年もかけて学ばされるのかよ・・
それに 大体『オタク』って何よ?

( =ω=.)<私がつくった専門用語だョ オタクってのは、らき☆すた教の敬虔なる信者で
実践している人は・・死後、天国とかに行けますよって事

(;//Д//)<それも聖典に書いてあるのか?

( =ω=.)<そだよ あの奇跡の演出で・・・人々の口コミで どんどん らき☆すた教の
信者層が拡大していってるからねぇ〜 聖典は一家に一冊は欲しいところだネ

(;//Д//)<でも紙自体、高価だし・・それに、字が読める人は少ないんじゃ・・

( =ω=.)<らっきーチャンネルって建物を そこら中に立てて
絵とかで 聖典の説明をする人を用意するつもりだョ
もちろん、説明する人達を『特別待遇』にして雇えば・・・みんなが関心を持つでしょ。

注目度が高くなるし・・らき☆すた教が ますます広まっていくわけだョ
ヤマなし、オチなし、イミなし ★☆☆☆☆
全体的に主人公の性格がわかりにくく、感情移入できませんでした。特に後半からどんどん思考と行動が支離滅裂になり、作者は行き当たりばったりで書いてるんじゃないかと思ったほどです。
今の時代はこの程度のレベルのお話でも小説として世に出せるんだなぁ…
こんな青春もある ★★★★☆
笹生陽子は、あらゆる面でうまいと実感させられます。ストーリーのもってき方、相手を少し皮肉るような独特の言い回し。どの作品の主人公も好きになれます。 今回も、作者得意の「友情」や「兄弟」との関わりを描いています。主人公が置かれている平凡な毎日。それを取り巻く人々。それが、弟の病気のせいで思わぬ方向へ。自分は今まで母の言うとおりに生きてきたのだから、これくらいのことは許してください・・・。 青春時代だれにでもある葛藤を独特の視点で描く。思い切りすぎとつっこみたい場面もありますが、それがこの人の良さであり、異色の青春小説と言えると思います。