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恋の行方は天気図で (新書館ディアプラス文庫 153)

価格: ¥588
カテゴリ: 文庫
ブランド: 新書館
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揺れる気持ちを描くのが上手い ★★★★★
気象予報士の柚生は東京での仕事に行き詰まり、帰省中に胃潰瘍で倒れてしまう。そこで高校時代の片想いの相手・知明に再会し…というお話。

この作者さん、文章が上手いなぁ。話の構成もしっかりしているから、読んでいて「え、なぜ急にそんなコトに?」「今のセリフは誰じゃ?」という部分がありません。
私はうえださんをつい最近知ったので、まだ何冊も読んではいませんが、他の作品も読みたいと思わせてくれます。

で、柚生は想いを断ち切るため、卒業以来一方的に連絡を断ってしまっているのに、知明は普通に接してくれるわけです。二人が互いの気持ちを押さえたまま『柚生が帰省している間』という限定した時間を共に過ごすせつなさ、感情の揺れ、セリフの無い間…といったものが、とても上手く描かれています。

知明が優しいだけじゃない、しっかりした男前なところもすごく良かったです。

天気予報が好きになります。 ★★★★★
高校時代の同級生が7年ぶりに再会する―。
そこから物語は始まります。

主人公の柚生が可愛くて、でも、知明への想いとか切ないです。
こんな天気予報のお兄さんがいたら毎日見たくなります☆
「小説Dear+」に収録された表題作の他、書き下ろしでその後がついているのは嬉しいですね。
挿絵も話の雰囲気に合っていて、すごく良かったです。
同級生同士の恋(学生時代の話ではありませんが;)などがお好きな方はいかがでしょうか??