「魔笛」編、完結!
★★★★☆
ユーリが駆け落ちモノだと間違えられて、グウェンダルと連行されているところから、「魔笛」編の完結、そして、ユーリの落胤を名乗る人物が現れた、という次への序章までが入っています。
アニメでしか見ていなかったのですが、魔族を愛した女性の悲哀…といいますか、そのあたりが(アニメよりは)詳しく描かれていて心に沁みました。
また「魔王」を鎮めるシーンはやはり好きです。
ところで、アニメのコンラッドよりも若干「軽ーく」見えるのは…本家のコンラッドがそうなんでしょうか…笑。
あと、短編「閣下とマのつく貴族生活」の第三回も、コンラッドのなんともいえない言い切りに苦笑が止まりませんでした。
彼のブリザードは、確信犯なのではないかと思う今日この頃。
グウェンと仲よさそうな感じが、ちよっと「萌え」でした。