40年後の「神々の深き欲望」
★★★★★
父、今村昌平の傑作「神々の深き欲望」の逆を行く映画である。文明が入って来ない南の神話の残る、本能のままに生きる島に、都会と言う文明が入る事によって、古き物が壊されて行く姿を描いた「神々の深き欲望」。本作品はその逆で、文明社会で壊れ行く社会を、昔の文明なき時代に、セックスを通して戻したい姿を描いた傑作である。何かほのぼのとしてしまう良い映画だ。今夜も頑張ろう(笑)
娯楽映画として楽しめます
★★★★☆
感動するとか、ほのぼのすると言う映画ではありません。
ただただ単純に娯楽映画として楽しめます。
大衆受けするかは判りませんが、面白い映画と思います。
星新一のショートショート、井上ひさしの「吉里吉里人」を彷彿させてくれました。
月船さららのキレイなヌードもあります。
父親の作風に似てきたなあ・・・・(笑)。大人のファンタジー。
★★★★☆
本作の雰囲気は、かなり変態的だ(笑)。登場人物もヘンな人たちばかりで、可笑しさを通り越して偏執的なこだわりがある。天願監督は、大監督・今村昌平の息子だが、作風もそれとなく似てきたような気がする。出生率日本一の秘密を探る話、って、そりゃ要因はひとつでは?と思うのだが、そこは天願流の解釈だ。「縄文時代の媚薬を撒くテロリスト」ってなんじゃそりゃ?っていう感じである。世界で一番美しい夜=子作りの夜=媚薬によるテロの結末は、媚薬が関東圏全域に撒かれて、数年後には人口も倍増していそうだ、というもの。大人のファンタジーとしては面白いが、万人向けのシャシンじゃないだろう。田口トモロヲの弱々しい主役や、とても艶っぽい月船さららなど、俳優陣は豪華だ。それにしても宝塚出身の女優は30代を過ぎても美しい人が多い!とにかく全般に挑戦的・挑発的な映画であり、観る側も「ちょっとエッチ系?」などとナメてかかると痛いことになる(笑)。時流に乗っかる作品が多い中で、こういうチャレンジは評価したい。星4つ。
平和革命は これが1番!!
★★★★☆
テーマは平和。
腐った世の中、たった1日でもいい。
世界中の人がおなかいっぱい食べられて
幸せな日がつくれるだろうか・・・・
人間は文明を求めて 幸せから離れて行った。
だから 縄文時代のおおらかなSEXライフに戻ろう!!
と、壮大なテーマで描かれている
演劇界の平和大行進!! みたいな映画。
こんなにおおらかにSEXするのなら (笑)
恥ずかしさも乗り越えて 古代の月夜の晩にもどりたい (笑)
Vシネやポルノ映画と一緒にしないで、もらいたい
★★★★★
この映画は、内容は、はっきりって、ありえない漫画の世界だが、だけれども、演じている役者及び、監督が、いいせいか、いい出来になっている。私は、この映画を見に行って、DVDまで、買ってしまったぐらいこの映画にはまってしまった。外ズラから、見たらこの映画は、月船さららのヘアーヌード目当ての人は、Vシネで、女優が脱ぐような見方かもしれないが、そんなレベルの作品ではない映画です。見事な体の張った演技に拍手を送りたい。今の時代こんなことする女優はいないと思います。しかも、元宝塚というから、びっくりだ。れっきとした素晴らしい映画です。某大手レンタルやで、アダルトビデオコーナーに置いてあったのが、いただけない。これは、そんな映画では、ないのに。Vシネやポルノ映画と一緒にされては、困ります。