幸せ泣きしてしまいました。
★★★★★
小さな幸せは日常に潜んでいる。主役のおばさんはそれを探せる魅力ある女性。
大きな幸せに出会うと空中にどんどん舞い上がる。
作家は多かれ少なかれ不幸を背負い
だからこそ自分を訴えざるをえない、主張せざるを得ないものだと思うが
おばさんの愛する小説家もそう。
そしてそれが認められなかった時は自分が全否定されたような気になるものなのだ。
そしてそれを救えるのは自分を全肯定し、違う価値観で幸せを見つけられる人しかいないのだ。
かくして二人は運命の出会いとなる。
女性映画と侮っていたら、大の男が泣いてしまいました。
それも女性の幸せに共感して。
あとニコラ・ピオヴァーニの音楽も幸せ度高いです。
とっても好きな映画
★★★★★
見終わった時、なんだか幸せな気持ちになります。
人を愛するっていいなぁ、愛されるって素敵だなぁと思うような作品です。
トレ ビアン!
★★★★★
この映画を観ることができて本当に良かった!これは間違いなく、私の中の簡単には出会えない「魂に響く作品」の一つです。真の愛の尊さを知っている人は最強ですね、そしてなんとも可愛い。楽しくって思わず笑顔になる。そして自然に涙が頬をつたう素晴らしい映画です。ぜひどうぞ。
丁寧で良い映画かと
★★★★☆
Catherine Frotは、1956年生まれらしいから、2006年公開時は50歳ということになる。大地真央と同い年。わたしから見るとかなり年上の女性になるが、年の差なんてなんのその、フロ演じる主人公Odette Toulemondeは大変魅力的だった。恋愛映画だからといって女性向けというわけではない。むしろ自信喪失している男性にとってオデットが至上の癒しとなるだろう。
これに加えて、相手役となる小説家男性バルタザック・バルサンを演じるAlbert Dupontelの黒々とした眼と妻に浮気されて自信喪失しているバルタザックの様子がまるで子犬のようではまり役だった。
脇役の人たちも含めて、登場人物の心理描写・人間観察がしっかりしているからか、ストーリー以上の面白さがあるように思う。
そうそう、唯一気になったところ。日本のテレビ女優なんかもそうだけれども、オデットが就寝するときまでもばっちりメイクのままだったのが、フロの女優魂に疑問を感じさせてしまった。ハリウッド映画なら許されないだろうな。
書かずにいられない
★★★★★
いや〜、レビューを書かずにいられない映画ですね。
わかりやすいストーリー、配役、粋なセリフ、全編に渡る映像美、現実と夢・想像の表現、カメラアングルや車などの小道具もかなりお洒落…
とにかく、皆さん書かれてますが、見終わった後、ハッピーです。
明るく前向きに生きて行くこと、自分を受け入れること、身近にある小さな幸せを噛みしめることなど色々な人生の教訓が感じ取れます!
良い映画です!
特に時折主人公の女性の前に現れる『イエス』様、なんだか好きです!