まさに名盤...まさに青春
★★★★★
ジュリーが青春を丁寧にとても丁寧に そして伸びやかに歌っています。
情感こめつつどうしてこれほど明瞭に歌えるんだろうと
いつも感嘆させられますが、この一枚も彼の歌う日本語が美しいです。
はっきり過ぎるくらい(笑)はっきりと発音される歌詞は彼の感性をへて
詩自体のもつ情景がくっきりと聞く者に伝わってきます。
故阿久悠がなぜあれほどジュリーの曲づくりに熱中したのかがわかる気がします。
オリジナルは1973の録音ですから彼は24歳。
甘やかな声に徐々に伸びと張りが増してきています。
が まだ残る高音部の青臭さがたまらなく魅力的です。
この「ジュリーの青臭さ」が好きというファンは
レビューを見る限りでもかなり多く私ももれなくその一人です。
歌い続けるうちに歌唱力や声量は磨かれUPしてきますが「青臭さの魅力」は
まさに青春とおなじ...そういう意味でも貴重な一枚です。
今となれば名だたる大家ぞろいの製作陣ですが
彼らもまた若く詩も曲も可能性と若さに満ち溢れています。
加瀬邦彦の『夜の翼』、森田公一『ある青春』が若い!(笑)
どの曲もすばらしいですが
夢の中をすくいとるように歌う
『ララバイ・フォー・ユー』は時を経て
今聴くあなたの子守歌になること間違いなしです。
伸びやかな歌の力
★★★★★
決して派手ではないけれど、しみじみ“いい歌だなぁ”というラインアップ。特に1曲目の「朝焼けへの道」から2曲目の「胸いっぱいの悲しみ」へのつながり、流れが抜群で何度でも聞きたくなります。「ある青春」「ララバイ・フォー・ユー」と続くエンディングも最高、夜、一人で水割り片手に聞くのも良いですよ。
酔います!!シビレマス!そして泣けます…
★★★★★
もうすぐドーム公演という事で、久しぶりにジュリーのアルバムを聞き返していますが、改めてジュリーの歌唱力には驚かされます。変幻自在と言いましょうか、やはり稀有な存在ですね。どのアルバムも素晴らしいですが、特にこのアルバムは個人的にもとても思い入れが強く大好きでした。1曲目から、もう涙ボロボロです。ジュリーの甘くしなやかな声が最高です!ライブでもよく歌われる「気になるお前」も入ってますし、何と言っても10曲目から11曲目の「ある青春」に至っては圧巻です!この曲だけの為に買っても損はないでしょう。
何かが吹っ切れた?!
★★★★★
「JULIE〜 JULIE IV」までは、何処か力んで歌っている感じがしたのですが、
このアルバムでは一切そんな「無理している感」が無く、
ここから、歌手沢田研二の世界が、受動的なものでは無く、能動的な物になってきたような気がします。
1曲目からして歌の説得力が凄く、6曲目の演技力の凄さといい、11曲目の歌の表現力といい、
既にこの時点で、沢田研二の無限の可能性が垣間見る事が出来ます。
本当に沢田研二と言う歌手は、一面の姿だけで決め付けられない歌手です。
アルバム構成はバラードが主体ですが、良く纏まっていて飽きません。
この頃の沢田研二さんのアルバムは、どれもこの構成が完璧だと思います。
そして、高音域を惜しみなく発揮して、女心も男心も擽りまくっています。
ジュリーの歌声に擽られたい方は是非♪
気になるお前=ブラウンシュガー
★★★★★
気になるお前 かっこいいです 当時中学生の私はこのもろストーンズのエイトビートロックンロールにしびれて おどりまくってました 歌詞も13歳にはすこしエッチで刺激 当時のライブでも盛り上がりには 気になるお前 今でも歌詞覚えてるもんなあ すごい またおどりまくりますか ジュリー