イギリスの諜報員ジェームズ・ボンドの活躍を描いたスパイ映画の元祖『007』シリーズ。その第21作目『カジノ・ロワイヤル』と続編『慰めの報酬』を最高峰のクオリティでゲーム化! プレイヤーは、映画のシーンを忠実に再現したステージでボンドになりきってストーリーを楽しめる。ゲームエンジンは、世界的ヒットを遂げた『コール・オブ・デューティー4』のエンジンを改良したものを採用。物陰で敵の銃弾を避けながら攻撃する"カバーアクション"、接近して相手を一撃で倒す"テイクダウン"、スナイパーライフルによる狙撃など、007に相応しい戦闘アクションが満載されている。また、マルチプレイも可能で、Wii版は4人、PS3とXbox360版は最大12人で対戦できる。
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贅沢なストーリーだが、ボリュームが少ないのが残念。
★★★★☆
映画版『慰めの報酬』『カジノロワイヤル』共に未見です。シングルモード、難易度「新人」で行いました。プレイ時間は約7〜8時間ほどで、2日でクリアしてしまいました。
表題作の『慰めの報酬』を主体に前作『カジノロワイヤル』も回想として挿入される、贅沢さを感じさせるストーリーなのですが、いかんせん映画版を見ていないので、省略が激しいと感じました。日本語吹き替え音声のみで字幕が確認できなかったため、しっかりと物語を把握できないまま「夢中でドンパチやってたらなんか終わった」という印象です。
せめてテキストだけでもいいので途中の省いたストーリーを補記してくれたらもっと満足度・感情移入度は上がったでしょう(勿論、上記クレイグ版2作をこよなく愛するファンにとっては最高のアイテムだとは思いますが)
グラフィックやシステムは同時期のFPSとしてはさほど目を見張るレベルではありませんが、水準以上の面白さだと思います。道具立ては魅力的で、ポテンシャルも持っているはずなのに、十分それをお披露目する前に終わってしまった、これが残念です。
日本語が・・
★☆☆☆☆
英語字幕でいいのに、なんで日本語吹き替えに・・
しかも声優がものすごく合ってません。
007の雰囲気が出てこないです。
一応ストーリーはクリアしましたけどね。
すさまじく微妙なゲーム
★★★☆☆
なんとも微妙なゲーム。
中途半端というか、かゆいところに手が届いていないというか。
007映画を二つあわせたストーリーなのですが、あまりにもハイライトシーンが多すぎて理解不可能です。
これから買う人も、たぶん原作をあらかじめ見ていないと理解すらできないと思います。
ゲームだけやりたい人を置き去りにしています。
しかもゲーム部分もこれと言って評価できない。
COD4と同じゲームエンジンを使っているのできびきびと動くだけです。
敵が攻めてこないので見た目が派手なカバーアクションをするだけで先に進めてしまうほど強い。
また敵に見つからないようにステルスするシーンはわずかしかありませんし、やってもやらなくてもその後の展開が大して変わらない。
せっかくのボンドのゲームなのだからステルス含め、ボンドらしいアクションをもっともっと楽しめるようにしてほしかった。
ゲーム内演出は爆発シーンばかりです。
もちろん良いところもあります。
近接攻撃を行える「テイクダウン」というシステム。
これによってボンドが格好良く敵を葬り去ってくれます。
次にオートエイムや低難易度設定も可能ですので、ゲームになれていない映画ファンでも楽しめるところ。
比較的実績のあるディペロッパーが開発をしているので、一定の質は保たれていると感じます。
しかしこまかなところが取って付けたようなのが極めて残念。
私たちはコールオブデューティーの余り物をやりたいのではありません。
初心者も楽しめる
★★★★★
アクションが得意なわけではないが映画のファンということもあり購入。操作しやすく楽しめました。映像はそれなりなんではないでしょうか?ストーリーのボリュームは少なめですが、実績解除のヤリ込みを考えると調度良いバランスだと思います。チェックポイントが多い為リスタートが楽なのがすごく助かりました。買って損はしないと思います。これから二周目頑張ります。
FPSに不慣れな007ファンにオススメ
★★★★☆
同名の映画作品をFPSで再現したゲーム。
モデリングはなかなかによく、特に主人公は元の俳優を限りなく再現したデキ。
カバーアクションによって遮蔽物に主人公が隠れる様子は
まさに007の雰囲気そのもの。
映画の内容をきっちりとなぞっており、
映画で観たシーンや流れがそのままゲームとしてプレイできる。
スーツに身を包んで冷静に敵を倒す感覚が
007になったような気にさせてくれる。
しかし、本作は007ファンには満足だろうが、
FPSファンには特別プレイする理由がない。
ボタン設定を「レガシー」にすることで
FPSに慣れたプレイヤーにとって直感的な操作になる。
全体的に難易度は低く、最高難易度でないなら
カバーせずに無双プレイをしても問題がないほど。
残酷表現はもとより、出血すらしないので
敵を倒した手ごたえがイマイチなのが残念。
ヘッドショットが成功したかどうかも区別しにくい。
特定の壁や遮蔽物に近づいてボタンを押すと
そこに身をかがめて敵の様子をうかがうカバーアクションができる。
距離が空いているときにボタンを押せば遮蔽物までダッシュする点や
遮蔽物の端から別の遮蔽物まで飛び移る様などは
「ギアーズ オブ ウォー」を連想するシステムだが、
本作を遊ぶといかにギアーズ オブ ウォーが
綺麗にシステムを活かしていたかを痛感する。
全編通して007らしさを出すため、
ロックされた扉の解除や監視カメラの無効作業、
敵と格闘する際のボタンアクションなどが必要になるが、
FPSを楽しみたいプレイヤーにとってはいずれも邪魔に感じてしまう。
そういった部分がわずらわしく感じるなら
他のFPSをプレイする方が楽しいだろう。
ただ、映画やアニメを題材にしたゲームは不出来なものが多いため、
そういった中ではなかなかのクオリティになっていると思う。
及第点以上のデキなので、これならキャラゲーと蔑まれることもないだろう。
FPSに不慣れな007ファンにオススメ。