単純だけど重要なこと。
★★★★☆
別段、目新しい気付きをあたえられる本ではないが、
あたりまえのことを当たり前に書いてあって、
気軽に脱力して心にながすことができる。
1、目標をもつ
2、大きな力にゆだねる
3、自分を信じる
4、豊かさに心を開く
5、人生に責任を持つ
6、気持ちの余裕を持つ
7、貢献する
の7項目について、淡々と語っている。
望む人生を手に入れる43項目
★★★★☆
著者はホームレス寸前から、劇的な成功を収めたが、本書で「人生の基本原則」を書いたと言う。それぞれの項目が2・3分で読めるが、深く考えさせてくれる。例えば、「目標の裏側を知る」など。「望み」には「望まないこと」がセットで存在すると言うなど、私にとって大きいヒントだった。
また実行しやすいことも多数書かれているので、読み流すのはもったいない本。例えば「目標金額を手帳に書く」など。
夜寝る前に1・2項目づつ読んで見るのも良いのでは?
筆者の熱い思いが心を啓発してくれる
★★★★★
筆者の『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則』シリーズと同様、「目標を持つ」「自分を信じる」「人生に責任をもって日々努力を続ける」ことが強調されています。加えて、豊かさ(お金)に対する考え、気持ちを平穏に保つためのコツが書かれていました。
前作ほどの熱い訴え(「信じれば絶対成功します!!!」)は少しなりをひそめていますが、これが逆にバランス良く、読み手を選ばないように私は感じました。
D・カーネギーの『道は開ける 新装版』、ナポレオン・ヒルの『思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき』、コーヴィーの『7つの習慣―成功には原則があった!』を読まれた方には、新しいテクニックの発見はないかもしれません。
ただ、コンパクトに纏まっていますし、何より筆者の熱い思いと人間味溢れる表現が、読み手を楽しませてくれます。
「心を奮い立たせてくれるカンフル剤」として使えば十分価値ある一冊だと思います。
この本を読んで独立してみようと思いました。
★★★★★
とてもシンプルで、それでいて深く、目標と向き合うためのマインドを淡々と軽やかに書いた、優れたコーチングの書だと思いました。私はこの本の内容に大きな共感を感じ、迷いが吹っ切れて、「そうだ。独立してやってみよう。」と思いました。たぶん、うまくいく。そう信じることができるようになり、自分の道を歩いていくための大きな強みになりました。
異質な成功本
★★★★☆
成功本ではあるのですが、かなり異質な書籍です。
一般的な成功本や啓発書では妙な熱い情熱が感じられ、読了後に「よし!やってやるぞ!」という(一時的かもしれないですが)気合いが入るものですがこの本にはそういった「熱っぽさ」がありません。
「単純だけれど」というタイトルが示すように誰にでもできることを前面に押し出しているせいかもしれないですが、恐らく熱っぽい成功本に毛嫌いを覚えるような方にも安心してお勧めできるクールさがあります。逆に、これまで成功本を片っ端から読んできたというような方々にとっては「???」という肩すかしをくらったように感じるのではないでしょうか。
内容としては勿論他の啓発書と同様に大切なことが書かれてありますが、この異質さをどう捉えるかで評価が変わってきそうです。成功本のような「熱っぽさ」を求める方であれば星2〜3個、成功本の熱さや胡散臭さが嫌いな方には星4〜5個という評価にわかれるのではないかと思います。