アメリカの著述家、ジム・ドノヴァンによるベストセラー、『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則』の続編。著者が大の日本びいきということもあり、世界に先駆けて、日本が最初の刊行となった。
多くの啓蒙書同様、充実した人生を送るための考え方や人付き合い、そして金銭面で成功するためのちょっとした心構えが記されている。1項目見開き2ページというシンプルな構成で大変読みやすいが、内容は示唆に富んでいる。著者が「人生の在庫目録」と称する7項目(心、個人の成長、健康とフィットネス、家族・友人・その他の人間関係、キャリアとビジネス、社会的・物質的目標、お金と投資)を軸に、これらをどうすれば充実させることができるか、を説いている。
著者自身の体験や知人のエピソードなどを盛り込みながらそれぞれの項目を説明しているため、興味深く読み進めることができる。数多くある啓蒙書のなかでも、良質な部類に入るだろう。(土井英司)
具体的で役に立ちそう
★★★★☆
アメリカの自己啓発本というと上から目線、キリスト教臭が強い、他者を押しのけるといったイメージが強かったのですが、この本は違いました。
著者の経験にもとづいて悩んでいる人にあたたかな手を差しのべ、具体的な方法を書いています。また、キリスト教的な部分もあまりなく日本人への共感も感じられ、読みやすく役に立つ本と思いました。
文句なし。
★★★★★
力まず前向きになれる66のアドバイス。
第一段に引き続き、読みやすく、さらりと入ってくる内容で、期待以上でもないが、決して期待ハズレではない極めて優秀な一冊。
3、4、・・・と10巻くらいまでいってもいい。
意識すると、ちょっとずつ変化がある
★★★★★
啓豪本はたくさんあります。
どれもが、「元気」が出る!は保障してくれますが、それ以上はありません。
その後の生活にも特に影響なく本は放置。
どうしてだろうと思ったら、具体的な指南がないからだと思いました。
本書はその点、他の啓豪本と違い、キチンと指南があります。
結論からいうと、ここに書かれているコトを些細な事から万事まで「意識する」ことが
この本の最大の効力を発揮するのではないかと思います。
特に「思い込みを疑う」という項目は常に意識してると自分がいかに「思い込み」で
物事を作用しているかわかります。
意識していくには時間がかかりますが、これが自分を変える一つだと学べる良書だと思います。
なるほどと思わせる・・・。
★★★★☆
前作よりやや具体的な方法論に踏み込んだ記述になっていますが、
内容的には前作とあまり変わらない感じを受けます。
短文の「法則」とその平易な解説はなるほどと思わせられますが、
前作をお持ちの方はまずそれを読み返してみる方が有益かも知れません。
前作を上回っている 続編を読んでよかった!
★★★★★
続編は、前作をなかなか上回れません。
しかし、これは、前作を上回っています。
このレビューを読んでくださっている方は、前作をお読みでしょう。
ですから、前作のよさをわかっていらっしゃることでしょう。
で、続編を買おうか、どうしようか、お迷いでしょう。
なぜなら、続編が前作を上回らなかった過去の読書経験が、この本の読書を妨げているからでしょう。
事実、私もどうしようか、笑、迷いましたもの。
で、読んでよかった! と思いました。
ほんとうに前作よりいいですから。
心より、おすすめします!!!!