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Bitter

価格: ¥1,212
カテゴリ: CD
ブランド: Maverick
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Me'Shell Ndegeocello's music is the most sublime of the new school of American funk and soul. In a marked departure from her previous offerings, Bitter is a dark, moody, and soulful album that displays Ndegeocello's creative evolution as she explores new depths of emotion in her music. --Michael Wells
夜に浮かぶロサンゼルスのシルエット ★★★★★
 99年NYは Knitting Factory で初めてライブを聴いた時の NdegeOchello は、「私に一体何を期待してこんなに集まってくれたのか知らないけど、好きなようにやらせてもらうから。」とギターを相手に音あわせをするように気まぐれなベースをボツボツと続け、その余りの茫洋さと取り付く島のなさに返って関心してしまったほどだが、同じ99年のこのサードアルバムは1曲目に「Adam」10曲目に「Eve」をおいて、その間に起こる悲しみ・喜び・後悔・自責といった激しく揺れる感情を時間をかけてゆっくりと音に置き換えていく、NdegeOchello流ファム・ファタルの雰囲気さえ漂うさすがの出来。
 感情の少しの動きでさえも不可能に思えるほど心が沈んでしまった時にはこのアルバム。一度も高ぶることのない抑制の効いたブラック・ミュージックが、あたかも共振作用のように、疲れて静止しきった心に少しづつ動きを取り戻させてくれる。アコースティックだけでなく静かながらよく聴くととても贅沢に音が使われていて、その全ての音に必然性が感じられるところが NdegeOchello だ。
ゆっくりと・・・ ★★★★★
発売当初、このアルバムの楽曲が重く深く感じられたMeshellの3作目です。初めは、とてもヘヴィーに感じた楽曲も時間をかけて聴くことで心と体に伝わってきます。アルバムを聴くたびに、少しづつMeshellの伝えたい思いが体に染みてくるように感じます。ゆっくりと、じっくりと、お付き合いしていきたい・・・そう感じさせてくれる傑作です。
what's the BITTER? ★★★★★
この人の名前をきちんと発音することより、このアルバムを聴くことの方がずっと容易い。
本作に出会えたことを私は心から喜んでいる。
ミシェル・ンデゲオチェロという人は、アフリカンアメリカンのベーシストで、どちらかというとジャズ系のセッションマンという位置に置かれがちな女性だ。
前作にあたるPeace Beyond Passionで独自の物語性とファンク色との融合で某音楽誌年間ベストアルバムに選出され当時(96年)は脚光を浴びたりもしたが、本作は一転して落ち着いた大人の雰囲気にまとめられている。

アルバムタイトル「Bitter」そのままに日常の「苦さ」が淡々と語られる内容。
だめだと感じながら「流されていく自分」をここまで素直にしかも美しく音楽化した例を私はかつて聴いたことがない。
この人の悲しみは聴く者にとっても確実に切ない。
それは同時に聴く者を癒す効果を溢出することにも成功している。
これは簡単にできる業ではないだろう。
Prince & The Revolutionで殿下の脇を固めていた女性ギタリストとキーボード、ウエンディ&リサはじめ、有名無名のミュージシャンのサポートも素晴らしい。
そして自宅のステレオがワンランク上になったような錯覚さえ覚える高音質録音。
デザインワークも秀逸だ。
「上質な音楽」がどんなものかを示す名盤だ。
slow&relax ★★★★★
現在の最強コンポーサーの1人、ミシェルの3作目。前作、前々作と打って変わって、メロディが主体でとてもスロー。センスの良いファンクリフを期待したファンには肩透かしながら、作品の奥行きは素晴らしい。全体的にベッドタイムミュージックといった感じ。
タイトルどうり、ビターな静けさが心地よい。ジョニ・ミッチェル辺りの作風に似ている。

ジミヘンドリックスのカバーも収録されているが、それもやはりバラード。所謂ブラックなグルーヴを期待しなければ傑作であると思う。
実際には賛否両論あるアルバムなので、その辺を押さえて置きたい。