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チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」

価格: ¥2,500
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
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くるみ割り人形の名盤 ★★★★★
私は、アンドレプレヴィンのくるみ割り人形のCDを2枚持ってます。このCDは、1972年5月に録音したものです。もう一つのCD
1986年1月に録音したものです。オーケストラは、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団です。私は、くるみ割り人形の全曲版を欲しくなってこのサイトで、4年前に1986年盤の全曲版を買いました。残念ながら、1986年盤は、このサイトでも、「ご注文を承っておりません。」と書いてあってので、廃盤になったと思います。このCDは聞いてるだけで楽しくなりますし、バレリーナが踊ってるのや、
このバレエの情景を妄想できて楽しいです。彼は、指揮者の他に、ジャズとクラシックのピアニストや作曲家でもあります。彼は、有名なマイフェアーレディの映画音楽を作曲してます。N響の指揮者に、去年なりました。彼の、ジャズのCDも欲しいです。
プレヴィンのメルヘンチックな情感たっぷりの演奏は、やはり、この曲に最も相応しい ★★★★★
この「くるみ割り人形」は、チャイコフスキーの三大バレエ曲の中でも、最も美しい旋律に溢れたメルヘンチックな楽しい名曲であり、私は、この曲こそが、三大バレエ曲のうちの最高傑作だと思っている。 

この曲の全曲盤は、物語的要素が強い第2幕第11番までの前半部分と、次々とメルヘンチックな美しい旋律が出てくる「お菓子の国の饗宴」の後半部分に分けることができる。このうち、美しい旋律満載の後半部分は、誰の演奏で聴いても楽しむことができるのだが、前半部分は、後半に比べて、一曲一曲が比較的長い反面、全体的に、美しい旋律で勝負する曲は少ないので、指揮者の情景描写力の上手さが問われると思う。 

私は、この全曲盤を、評論家諸氏の評価が極めて高いプレヴィン盤とゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場管盤で聴き比べてみたのだが、ゲルギエフ盤が、全体で4分29秒、そのうち、前半部分だけで3分20秒も速いテンポを取っているのが目立っており、この演奏時間の違いが、二人の演奏の違いを端的に表していると思う。 

プレヴィンは、終始、ゆったりとしたテンポを取って、旋律を滑らかに歌わせ、メルヘンチックな情感たっぷりの演奏を繰り広げており、意外にも、スケールもゲルギエフより大きく、特に、前半部分での語り口、情景描写力の上手さが光っている。それに対し、ゲルギエフは、テンポが速い分、特に前半部分で、音をきざんできたり、せかせかと駆け抜けるような演奏が目立っており、率直にいって、メルヘンチックな情感に乏しい前半部分のゲルギエフの演奏は、この曲のスタンダードとしては、お勧めする気になれない。 

ちなみに、後半部分では、ゲルギエフも、前半部分のようなせかせかしたテンポを取っておらず、演奏内容でも、ほとんどプレヴィンに遜色を感じないレベルにあるのだが、前半だけで約50分掛かる曲だけに、前半の差が、すなわち、二人の演奏の差といわざるを得ない。