でかいスピーカーでなら、
★★★☆☆
また、違うんだろうけど。へぼいヘッドホーンだと、疲れちゃうかも。
1968年にオレが真剣になって聴いたのは・・・
★★★★★
1・2が1967年6月、3・4が1968年11月、5が1969年7月いずれもニューヨークで録音。1-4がウェイン・ショーターの作品、5がW・プロセスの作品。マイルスの作曲はない。
1966年10月『マイルス・スマイルズ』
1967年5月『ソーサラー』
1967年6月・7月『ネフェルティティ』→ここで、ジョン・コルトレーン死去
1968年1月・5月『マイルス・イン・ザ・スカイ』
1968年6月・9月『キリマンジャロの娘』
1969年2月『イン・ア・サイレント・ウエイ』
であるからして、エレクトリック・マイルスへとベクトルを変えるマイルスのまさしく『狭間の』未発表テイク集であると本作は言えるだろう。マイルスは自伝の中で『1968年にオレが真剣になって聴いたのはジェイムス・ブラウンとジミ・ヘンドリックス、そしてスライ・アンド・ファミリーストーンだ。』と述べている。既に心は『ここ』にはないのだが、それでも最高のジャズになってしまう。これがマイルスの凄いところだ。
『ネフェルティティ』が採用になって1976年まで『ウォーター・ベイビーズ』をお蔵入りにするという判断が凄い、と思う。
1968年にオレが真剣になって聴いたのは・・・
★★★★★
1・2が1967年6月、3・4が1968年11月、5が1969年7月いずれもニューヨークで録音。1-4がウェイン・ショーターの作品、5がW・プロセスの作品。マイルスの作曲はない。
1966年10月『マイルス・スマイルズ』
1967年5月『ソーサラー』
1967年6月・7月『ネフェルティティ』→ここで、ジョン・コルトレーン死去
1968年1月・5月『マイルス・イン・ザ・スカイ』
1968年6月・9月『キリマンジャロの娘』
1969年2月『イン・ア・サイレント・ウエイ』
であるからして、エレクトリック・マイルスへとベクトルを変えるマイルスのまさしく『狭間の』未発表テイク集であると本作は言えるだろう。マイルスは自伝の中で『1968年にオレが真剣になって聴いたのはジェイムス・ブラウンとジミ・ヘンドリックス、そしてスライ・アンド・ファミリーストーンだ。』と述べている。既に心は『ここ』にはないのだが、それでも最高のジャズになってしまう。これがマイルスの凄いところだ。
『ネフェルティティ』が採用になって1976年まで『ウォーター・ベイビーズ』をお蔵入りにするという判断が凄い、と思う。
どぎつい野心作ではなく、ファンキーで聴きやすい
★★★★☆
あまり重要な一枚として扱われることも無く
過渡期の一枚として埋もれがちな作品だと思う。
個人的には、そんな一枚だからこそ肩の力を抜いて向き合って
改めて素晴らしいミュージシャンだったなのだなぁと感じることができた。
エレクトリックとかアコースティックとかこだわること無く
単純にフレーズの美しさやグルーヴ感を楽しめる好盤。
若い人が何となくファンキーな一枚を聴こうと思った場合は
ズブズブのリズム地獄であるOn The Cornerよりも入り易くオススメ。
あくまでも集団即興
★★★★★
2のCapricornが秀逸と考える。逆回しにしたようなイントロ、5tetにもかかわらず、tp、ts、pfのソロではトリオでしかない。pfによるバッキングがない中でもまったく不安定さを欠かないどころか、トリオでありながらコードの響きを感じさせる演奏は見事。オムニバスであるが、この頃のマイルスの動向を十分に俯瞰できる。