時代を創った人の熱い語りかけ
★★★★☆
今日、様々な人が賃金制度について、多くの著書を書いているが、やはり、日本の賃金制度を語る上で欠かせない人が楠田であろう。
本書は、70年代~80年代の最も日本が輝いていた時代に、最も輝いていたコンサルタントの人生回顧である。
また、本書は、インタビューをそのまま本にした物であり、その内容は分かり易く、初心者の人にとっても最良の入門書であろう。
日本の賃金を創った人物が、文字通り、賃金とは何かについて、熱く語った本であり、多くの人々の目に留って欲しい本であり、賃金制度に関心がある者ならば、是非とも手元に置いておきたい本の一つであろう。