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入門韓国の歴史 (世界の教科書シリーズ)

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 明石書店
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歴史は比較すべきか ★★★☆☆
日本語に訳されているので、なかにはニュアンスが異なる部分もあるだろうが、常日頃、何かと感じることの多い隣国の歴史観。情操教育なども含めて、この隣国ではどのような歴史を教えているのか、読んでみたくなりました。

教科書の単元のまえに「はじめに」という前文が置かれている。これだけは、頑張ってタイピングしてみます。

ここから引用-----
私たちの歴史はわが民族が歩いてきた足跡の歴史的事実であり、その記録である。

事実としての歴史は、歴史家によって発見され、その意味が新たに明らかになり、歴史の本に記述され、それを読む人の心を動かす。過去の歴史と今日のわれわれとの間には、歴史家と歴史書、そして歴史の教師がいて、私たちの歴史学習を案内することになる。

記録としての歴史は、今日の生き方を照らしてくれる鏡であり、明日を見通す窓だといえる。したがって歴史の記述は、かたよることなく厳格でなければならない。

私たちはそうした歴史を勉強することで、私たち自身と今日の現実を客観的に見渡し、批判できる力を養うことができる。そのために歴史を学ぶ重要な理由は、自ら悟るようになることにあるといえる。

歴史は、単純な過去ではなく、生きている過去でなくてはならないという言葉がある。これは、歴史が単純な過去の事実を教えてくれるだけではなく、歴史より教訓を得て、今日の問題を解決できる知恵として活用しなければならないという意味である。歴史に対するこうした期待は、私たちが歴史をなぜ学ばなければならないのかという必要性を指摘した言葉だともいえる。

今、私たちは、歴史から何を、どのように学ばなければならないかを考えてみなければならない。

第一に、私たちはわが国の歴史の基本知識を理解しなければならない。基本知識とは、重要な歴史的事実とその事実に関連している歴史のことである。こうした歴史の基本知識は、暗記することよりは理解することが重要である。

第二に、私たちは歴史的に考える能力を養わなければならない。一つの歴史的事件が起こることになった原因を考え、時代を異にする他の事件と比較しながら、共通点や相違点を探ってみる中で、歴史的に考える力を養うことが何よりも重要である。

第三に、私たちは自らが歴史の発展に貢献できる態度を養わねばならない。まず今日の私たちは、過去の先祖と未来の子孫とともに私たちの歴史をつくっていく責任を分かち合っているという点を自覚しなければならない。

私たちはこうした自覚を土台に私たちの歴史を愛するだけでなく、今日の歴史的課題である祖国統一と民族の繁栄をなしとげることに、私たち自身が貢献しなければならない。そして世界の中の韓国を建設する、新しい創造の働き手にならなければならない。

--------引用ここまで

と書いてあります。この前文だけでも韓国の意気込みを感じることが出来ます。「歴史の記述は、かたよることなく厳格でなければならない」と記述されています。実際には間逆の教育を行っているように私は感じています。

各単元を読んでみると、歴史を学ぶ理由や、歴史の重要性から説明している。内容はともあれ、これは大変重要なことで、歴史を知るということがどういうことか、日本でもきっちり教えるべきなんだと思います。この意気込みは日本も真似するべきでしょうね。日本の歴史教育では、教科書にそんな意気込みとかは無かったように感じます。覚えてないだけかもしれないから、今度は日本の中学教科書を読んでみようと思います。

日本側から見ますと、朝鮮から中国文化を大量に取り入れた時期があります。日本の古墳時代アタリになるんですけども、百済からが一番多く情報をもらったんですかね。しかし、ここで日本語訳の教科書は「日本に論語を伝えてあげた」「忠孝思想を普及させてあげた」「仏教を伝えてあげた」ということを書くんですね。

訳文の性質なのかもしれませんが、「○○してあげた」と言うことです。ほかにも朝鮮自身のことを書くときは、「勢力を誇った」とか誇大妄想が過ぎるというか、なんというか、そういう文章、言い回しを非常に多く見ますね。

ちなみに、地図にはしっかりと「東海」と書いてありますね。対馬の名前もなんかヘンです。「かたよった云々」という前文にいきなり反することを書くんです。ギャグかと思います。事実を歴史に書くというよりは、彼らの主張を羅列しているのではないでしょうか。

あるいは、伝統的に中国の実質的な属国だったにも関わらず、独立性の高さを感じる表記が散見される。これも、自らの冒頭で述べていることではなく、「主張」とか「気分」のお話しなのである。韓国人にとって歴史とは、自らの主張を通すためのツールであり、本質的な民族の誇りとはまったく無縁のものであると感じました。

当然、韓国人、朝鮮民族がみなそうではないことを知っていますが、解せない内容ですね。
韓国人の異常なまでの歴史観の根源 ★☆☆☆☆
 まず、本書を発行した明石書店に敬意を表したい。
 彼らが本来意図していたことは置いておくとして、韓国人が持っている異様ともいえる歴史観の根源となったものを、日本語で読める意義は大きい。
 もっとも、内容は以下のように(作者側が意図しない部分で笑えてしまうという本来の意味での)トンデモ本なのだが。

 この恐るべき教科書にはさまざまな記述が見受けられる。
 日本にさまざまな文化を与えてあげた(本当にそう書いてある!)と書いており、さらにはそれが捏造(法隆寺の金堂壁画の作者は断じて曇徴ではない)であるなど呆れるしかない。

 さらに江戸時代の朝鮮通信使が文化を伝える使者になっていたり、3・1独立運動を「インド、中東での帝国主義民族運動の先駆的な運動で㡂¡あった」とするなど事実無根な記述まで存在する。本当に独立を勝ち取った民族に失礼千万な話だ。

 この教科書で学んだ韓国人が、どのような歴史観を持ちうるか容易に想像が可能であり、ここから日韓ワールドカップや釜山におけるアジア大会での傍若無人な外国人への態度が生まれていることが理解できる。

 そういう意味において、多くの日本人に本書を読んでもらいたい。そして、韓国に対して(半ば哀れみの心で)大人の態度で接してもらえるようになればと考える次第である。

誤った歴史教育が外交にもたらす悪影響の実例としての韓国教科書 ★★★★★
読売新聞も社説で触れていたが、この教科書はモンゴル人と高麗人の連合軍(副司令官は高麗人)による日本侵略である元寇を「日本征伐」と記述している。元寇では対馬壱岐の住民の全員虐殺という恐るべき犯罪も行われているにも関わらず、侵略の被害にあった日本住民についての記述は一切ない。このような教科書を制定する国家に日本の歴史教科書(対外侵略を征伐と記述するような不適切な出版社は皆無)を批判する資格はない、という読売の主張は全く正しい。

しかし、この教科書の最大の問題点は別にある。それは、対中関係である。

日本が建国以後中国の文化的影響は受けるものの政治的には自立していたのとは対照的に、韓国は建国から日清戦争までの間中国又の強い政治的影響下(事実上の属国)にあった。いわゆる冊封体制である。しかし、この教科書では韓国は歴史的に見て中国と対等の独立した国家であったという姿勢が貫かれている。このような現実離れした夜郎自大的歴史観が韓国の国家公認となり学生達に刷り込まれ続けているとすれば、それが現在の韓国の外交に及ぼす悪影響は計り知れない。今年に入ってからの韓国外交迷走はその現れであろう。

韓国は、ロシアのプーチン大統領の訪韓当時、米国が推進するNMD体制に反するABM制限条約の維持・強化が必要だというロシアの主張に同意するという過誤を犯した。また,北方領土でのサンマ漁を日本政府の抗議を無視して韓国が強行したことは多くの日本人を激怒させ、結局韓国は日露両国海域でサンマ漁から締め出されることになった。現在の韓国には大国の対立問題への関与を避け、大国の方針に合わせて国家を運営するという賢明な外交方針こそ望ましい。しかし、誤った歴史教育が改善されない以上、今後も韓国は愚かな外交を続けるに違いない。

誤った歴史教育がもたらす悪影響について現在進行形で学ぶのに韓国ほど最適な題材はない。この本は外交・歴史教育に関心を持つ人間に必読の書である。