インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する―歪曲された対日関係史 (小学館文庫)

価格: ¥580
カテゴリ: 文庫
ブランド: 小学館
Amazon.co.jpで確認
   2001年5月、韓国と中国は、文部科学省の検定を通過した中学歴史教科書(扶桑社『新しい歴史教科書』)に対し、「歴史を歪曲している」として正式な外交ルートを通じて修正要求を突きつけてきた。それは前代未聞の内政干渉であったと著者は憤る。

   それでは、韓国や中国の歴史教科書は、日本との関係をどのように記述し、子どもたちに教えているのか――そのことを徹底検証したのが本書だ。韓国と中国の中学歴史教科書を時代を追って具体的に分析し、必要に応じ扶桑社の教科書の記述内容と対比させながら解説している。また、韓国、中国の学者との討論や、資料として、両国の修正要求とともに著者による両国の歴史教科書に対する修正要求を掲載している。

   まず、韓国の教科書をみると自国に都合の悪い史実は隠したり、ないことをあると誇張する箇所が随所に見受けられる。また、古代から近世にかけての文化的優越感を強調するかのように、日本に多くの文化や技術などを「伝えてあげた」式の記述が繰り返しなされているという。

   一方、中国の教科書では、歴史事実を重視せず、中国共産党に拠って立つイデオロギーを中国の若者に注入するための一種の「政治宣伝物」と化していると著者は指摘する。

   日本は今後、韓国や中国との関係を深めていかなければならないが、韓国や中国の子どもたちが対日関係の歴史をどのように教えられているのかを認識しておく上で有効な1冊といえる。(清水英孝)

中韓学者との論争が面白い。 ★★★★☆
第三部にあたる「歴史教科書をめぐる、中国・韓国の学者との論争」が、そのまま今の日・中・韓による歴史問題の縮図となっていて面白い。
金両基とかいう、本職は全く別の研究であろう韓国人「教授」がこう言う。
『この「つくる会」の教科書を読んだアジアの人に「仲良くできますか」と言ったら大変困惑するでしょう』と。
この一文にはまさに中国・韓国の身勝手な勘違いが凝縮されている。
金という男は、自分達の教科書をアジアの人が読んだら「仲良くできる」と思われるとでも思っているのだろうか?かつて韓国はベトナムに派兵し、多くの悲劇を生み出した。ベトナム人が「韓国の教科書にはそんな記述はない」と知ったらどう思うだろうか?こう訊いてみたいものである。
中国に関してもいわずもがなだろう。
さらに言えば、アジア全体が中国・韓国のように日本をいつまでも恨んでいると思っているところも凄い。最初から恨んでいないところもあれば、評価している国すらあるとは思いもしないのだろう。まさに今の中韓全体でやらかしている勘違いである。

両国の歴史認識をすり合わせようと頑張るこの本の筆者には申し訳ないが、自分本位でしか語れないかの両国とは「やはり歴史認識に関しては互いに不干渉であるべき」と思わざるを得ない論争であった。
日本の戦前の国定教科書も対象に加えたら ★★☆☆☆
面白く拝見したが、如何せん視野の狭さは否めないね。
みずからの国家統合を急ぐあまり、中国や韓国の歴史教科書が排他(反日)的記述に終始しているという指摘は確かにあたっていると思う。が、もう一つ、戦前期日本の「国定教科書」も批判の対象に加えてみたらどうか。きっと、現在の中国や韓国の教科書を、そっくり鏡に写したように見えるのではないかと思うよ。
人のふり見て、我ふり直せという。
戦後、多くの日本人は、きれいに忘れてしまったが、日本も、敗戦前は旧時代の幕藩制(地方割拠)克服や、植民地朝鮮や台湾を含めた国家統合(内国化)を急ぐあまり、かなり無理な歴史記述を教科書に施していたよね。
会田雄次さんだっけか。(旧制)高校へ進学したとたん、歴史の授業に「壬申の乱」が出てきたのに驚いたと。それまで小、中学校では、イザナギ・イザナミの神話からスタートする万世一系のやつだったから、皇室が2派に別れて争った歴史が日本にもあったなんて、教科書には絶対に書いてない。何か特別な秘密を握ったような気分というか、(旧制)高校生ともなると、一般庶民と違うエリートなんだという意識をくすぐられたと、何かに書いていた。
ともかく、戦前期日本も含めた考察まで視野が普遍化されていたのなら、いますぐは無理としても、将来の中国や韓国に向け、もの申す著作になったんだろうが、これでは、まず絶対に相手にされないね。要するに日本国内向けの独り善がり、それも、ごく限られた一部の熱狂的連中の気持ちに乗じているにすぎないとしかいえない。
なにより著者が日本歴史について不勉強なのには、ひたすら感心させられてしまう。最近の研究成果なんか、まるで見てないんだね。
ところで、この書籍、漢語や韓国語で出版する計画はあるの?
本当に「過去を直視」すべきは朝日新聞 ★★★★★
現在、国際社会では「日本国は国策として女性を強制連行し性奴隷とした」という話が常識となっている。
そうなった最大の原因は、朝日新聞の「政府・軍による強制連行」の嘘話の大宣伝である。
その朝日新聞は現在、
「官憲による強制連行があったかどうかは枝葉であり、問題の本質から目をそらそうとしている」
と言っている。
人間ここまで汚くなれるのだろうか?
ならば朝日の記者は世界中に飛んで「実は政府・軍による強制連行の証拠は一切無いんだ」と誤解を解くべきだろう。
それが責任のとり方じゃないのか?
朝日の記者にだって少しは良心があるのだろう?
悪質な多事争論 ★★★★★
3月5日の多事争論で筑紫哲也は、慰安婦問題での安倍総理の答弁について
「業者にそういうこと(強制連行)をやらせたことに強制性があるという、まあ日本人が聞いてもわからない説明であります」
と述べている。
まず安倍総理はそうは述べていないし、「やらせ」た証拠もない。
通達の1枚たりともない。
「悪質な業者を取り締まれ」という通達ならある。
発言を捏造しておいて、日本人が聞いてもわからないとしている。
汚いとしか言いようがない。
慰安婦問題については、小林よしのり著『戦争論2』の「総括・従軍慰安婦」だけでいいから、ぜひ読んでほしい。
完全に客観的な『歴史』は神様にしか分からない。 ★★★★★
 この本の評価については、☆±1にしておきます。
 それは、この本がいいたいであろうことは、「日本人」としては理解できるけれども、「日本人」の主観も入っているであろうことを認めざるを得ないからだ。
 細かな点は抜きにして、別の話しをしましょう。
 アヘン戦争です。インドの植民地化に疲弊したイギリスが、東インド会社を通じて当時の中国(清)にアヘンを売り渡し(これは、現在の価値観からすれば、明らかに違法な擬似テロ行為です)、これを取り締まった中国(清)に難癖をつけて、戦争をし、香港割譲などを得た。
 私は、イギリスびいきの人間であるけれども、このアヘン戦争は、申し開きの出来ない侵略行為であって、イギリスは、中国に対し、「謝罪」を続けるべき代物と思う。
 しかし、中国は、イギリスに対し、現在日本に対して行なっているような「謝罪要求」や「ODAという名の賠償請求」を行なっているのか?
 NOである。
 では、イギリスが、中国に対し、日本が今まで行なってきた以上の謝罪や倍賞をしたのか?NOである。
 なのに、日本は、戦後60年(還暦ですよ)たっても、当時の知性が苦情の問題、ロシアの進出などを主張できないのであろうか?
 おかしいでしょう。中国や韓国は、明らかにダブルスタンダードを使い分けている。

 「歴史」を完全に正確に語れるのは神様しかいないでしょう。紛争のあった国々にはそれぞれの言い分があるのは当然で、どちらかが一方的に正しいとか、誤ってるということは考えられないでしょう。

 そういう当たり前のことを書いたこの本が、中国や韓国でも発売されること、民主主義に従って検閲なく庶民に届くようになることを願う。