毎回、本と読書に関して様々なテーマで語られていますが、第二弾で一番興味を持ったテーマは、「読みきった自慢」。
自分自身の「読みきった自慢」を考えてみましたが、自慢できるほどのものは思いつきませんでした。ちょっと悔しい。
その他、本を拾う話や栞の話、お風呂での読書など...
本と読書をネタに、これだけの楽しみ方があるのかと気付かされます。
また、今作は本編の前にポール・オースターの『幽霊たち』のパロディが収録されています。オースターファンは必見...かな?
ちなみに表題の「お母さんは「赤毛のアン」が大好き」は、「アンが変わっていて好き」という、平凡を何より尊ぶ吉野さんのお母様へのオマージュです。