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好き・のち・しあわせ

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: サンマーク出版
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おすすめしません ★☆☆☆☆
彼女の乙女の〜のシリーズをきっかけに読んでみましたが、プロの物書きとは思えない。
文筆家、とプロフィールにありましたが、ぐっとくる要素がひとつもなかった。
自身で幸せな家庭に育って、それが物書き志望のコンプレックスだった、とありましたが
魅力を全く感じなかった。素人のメモ書きでも読んでるみたい。
とにかく中途半端。レトロな乙女ワールドの喫茶店や小物、食べ物を紹介する視点はおもしろいですが
これは読めたものじゃなかった。
“自分”との距離 ★★☆☆☆
初エッセイ集「ジャーナル」がエッセイというよりはポエムだったので困ってしまった、という経験をふまえて、恐る恐る読んでみました。本書はポエム集ではなくなったんですが、やっぱりエッセイかなぁ、これ?という読後感。何か、自己啓発本っぽい語り口。身辺雑記ではなくて、ウェブ上で良く見かける様な自分語りに終始していて、具体的な事柄をほとんど書いていないのが、自己啓発本っぽい仕上がりの理由かと思います。私は甲斐さんの、“自分”を語る文章はどうやら駄目みたいです。確かに自分自身を文章にするのは、どの程度“自分”を突き放して書くか、距離の取り方が難しいですよね。そこのところが私の趣味に合わないようです。★二つの理由はもう一つあります。甲斐さんの理想とする女の子像が、私の苦手なタイプなんです。料理上手になる為には、綺麗で魅力的な女の子になる為には、彼氏が必要、みたいな文脈って、女性らしくないと感じてしまいます。まあ、自分のイメージする女らしい女性が、男気のある、孤独に強いひとなものですから、こればかりは考え方の違いで、仕方ないですね。