大型の家図鑑として詳細な内容を期待しまししたが、ハンドブック物に少しだけ＋αって感じで、物足りなさがあります。
まあ、書き出すときりが無いので、この程度にまとめるのが無難なのでしょうが。
大きさと厚さを加味すると、もう少し写真を多く入れて、各山菜の細部の特徴を多く記載してくれれば、山菜取りの勉強図鑑としてうれしかったですね。

1500円と言う低価格ながら、写真が大きく、一つの植物に対して
角度、見方を変えた可食部と全草・全木といった複数の写真が掲
載されているためわかりやすい。
採取の方法、料理法も項目でわかりやすくまとめられているので
一般の人だけでなく、専門に勉強をする学生（農学一年生など）
にもお勧めです（特に「価格」と採ったものが「食べられる」と
言う点で）。

オールカラー、ページいっぱいの大きな写真でとてもいい。毒草コーナーも充実していて、注意すべきポイントがわかりやすいようになっている。表題は山菜となってるが、野の花も載っているので近くに山がなくても楽しめそう。また、各植物ごとに料理の写真も載っているしとても丁寧な作りだと思う。もともと価格的にあまり期待していなかったので、届いたとき本の分厚さと充実ぶりにびっくりした。良書！！