売上げアップによる利益確保がままならない中、大きなコストダウンにつながる「物流の合理化」って大事ですね。この本を読んで、改めて気づきました。経費節減とかリストラクチャリングって、ちょっとネガティブなことと思っていたけど、物流の効率化、合理化を図ることで無駄を省き、いろいろいとコストダウンが実現できることを知りました。経営戦略的なことにも触れ、まずは会社の上層部や物流部門に携わる人たちが読む本と思いましたが、これだけ原油・原材料高が深刻になり、エコが叫ばれている中、ビジネスの基本として、一般のサラリーマンやＯＬの人たちが「物流」について学ぶことも大事だと思います。
自社なりに何かできるか、早速部下にこの本を勧め、アイデアを募ろうと思います。

「売り上げアップが容易に見込めない中、物流の合理化でコストダウンを図ろう！」
とのキャチフレーズですが、まさにその通りだと思います。
物流の基本だけでなく、最先端事情にも触れ、実践的に書かれており、経営戦略とし
て物流をどのように使いこなせばいいのか、そのヒントと物流改革へのキッカケをつ
かむには、わかりやすくまとめられたいい本だと思います。
物流（流通）関係の人たちだけでなく、これから就職する学生や会社の一般社員の方々
も読んで、ビジネスの常識として知っておきたい内容でしょう。