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学はあってもバカはバカ

価格: ¥1,470
カテゴリ: 単行本
ブランド: かまくら春秋社
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なんだこれ? ★☆☆☆☆
この内容なら圧縮して10ページ程度でよいのではないかと…
著者はいろいろなことに怒りや憂いを感じてるのかもしてませんが
愚痴は短めにしたほうがよいと思います。
きっと聡明な方なんでしょう。しかし残念ながら学もないバカな
僕にはあまり伝わってきませんでした。
価値観や言語が変化していくことに目くじらを立てて怒ってもしょうがない。
それが時代。良いも悪いも時代が決める。

本も見た目(タイトル)が9割! ★☆☆☆☆
居酒屋で耳にしそうな「説教」をそのまま本にしたような一冊。
冒頭の某元総理の件は、為政者なのに評論家になってしまったという歯がゆさ。これは伝わるのだが、某氏自身がバカというより、評論家、ナンバー2にふさわしい個性を、為政者(当事者)という役に据えてしまった、単なるミスキャストの問題?結果「学があってもバカ」なのは、この点を誤った(=期待すべきパフォーマンスを発揮できなかった)本書に挙げるセレブ諸氏や筆者なのでは?
ちなみに自分も、朝日よりは東京(中日)新聞の方を購読しています(笑)

「言葉の乱れ」についても、理解はするし、変な若者迎合は不要だが、誤用がいつの間にか定着して、そちらの方が市民権を得てしまう例もたくさんある。古典の世界からある。
恐らく筆者はサラブレッドで、アッパークラスのコミュニティで生まれ育っているから、今、2世議員、総理の批判が出ているけど、同じ批判があてはまりそうな文面。
朝日が東京新聞に勝っている(読み応えがある)のは文化、教養面と感じている当方にとって、このタイトルはまさに…
限られた字数で長年勝負してきたと思われる筆者なら、同じ文字数でもっと価値あるものを生み出してほしかった。

ということで、評価は厳しくも星一つ。
ガッカリです ★★☆☆☆
タイトルと内容がかなり違ってました。
期待していた内容と違って、ガッカリ。
ご自分のこと? ★☆☆☆☆
『週刊朝日』の元編集長らしいです。タイトルにもなっている、いちばんはじめの「学歴はあっても、実戦には使えない人っているよね」というエッセイにはいたく納得したが、それだけ。いちばん出来のよかったエッセイを、そのままタイトルにしただけなのだろう(しかも、それも人の言葉だし。。)。読めば読むほど、単なる「世の中の変化についていけないインテリおやじの遠吠え」といった内容の文章が多くなってきて、最後には斜め読み。朝日をけなすことでの屈折した朝日ラブと、司馬遼太郎がこう言っていた、うちの父はこうだった…等のおじさんの自慢にはうんざりです。

レビュアーのどなたかも書かれていたが、「失礼ですが…」のくだりと、「お疲れさまです」の結論の切れ味の悪さは、ちょっと世の中に出してよいレベルの文章ではないように思う。「学はあっても…」というか、「肩書きはあっても…」。パンチの効いた書名を冠する場合は、それにふさわしい内容かどうかを充分に検証することが大事。
『言葉のプロ』の著書にしては雑で、タイトルから期待される内容はわずか ★★☆☆☆
慶応大学卒業、週刊朝日編集長だった川村二郎氏のエッセイ集。著者自身が最近気になる点を言及し、意見を述べている。平易な言葉で多くの読者を対象としており、約200ページの内容も数時間で読破可能。

タイトルからは、試験勉強はできるが社会性のない者を糾弾する書と思って購入したが、それに相当する『学のあるバカ』について述べているのは実質最初の数ページで、あとは学のあるなしにかかわらず、著者が世間一般について不満に思っていることを主観的に解説しているだけである。職業柄、言葉の乱れについての意見を多く述べているものの、著者自身が勝手に勘違いしている指摘が多数存在する。元来、言葉は時代とともに変化しており、これを許容しないのであれば、古文に相当する言語を使えと言うことになってしまうが、それをさしおいても不適切な指摘が目立つ。例えば、『全然+肯定文』は現代の若者が使い始めたのではなく、夏目漱石や正宗白鳥の文章にも登場している。また、挨拶としていう『お疲れ様』が『目下を労う言葉』としているが、元々そうであっても『お父様お仕事疲れ様』などというし、むしろ『ご苦労様』と取り違えているようにも思う(同様の考察は『すべらない敬語(梶原しげる著)』にもあり面白い)。『お疲れ様』がだめであれば、早朝以外の午前中に『おはようございます』というのはもっとひどいということになる。大統領の演説の導入部(たいしたことない部分)を『さわり(本来は最も重要な部分をさす言葉)』と言ったアナウンサーを糾弾しているが、(とくに欧米人の)演説では結論から述べることはしばしばあるし、この事例を『ライオンをネコというようなもの』とする喩えは逆の意味にもとれるため不適切な文章である(文脈から考えて、アナウンサーがネコ=大したことないものといって画面にライオン=さわりが出るという喩えの可能性も出てくる)。選手へのインタビューで気の利いた質問ができないアナウンサーを糾弾しておきながら、『涙はでませんか?』というYESかNOのみで答えられる質問を気の利いた例として述べるのもひじょうに的外れと思う。他の方も述べている点も含めて他にもツッコミ所が満載であった。

読んでいて納得できる点や面白い話も散見される書ではあるが、著者は『言葉のプロ』であるのだから、もっと勉強して文章に気を遣うと同時に、単なる揚げ足取りを羅列するような書を出版するべきではないと思う。また、タイトルから期待されるほどの内容ではないし、構成や内容をみると、著者自身がタイトルにあてはまってしまうのではないかという気さえしてくる。上記理由につき厳しい評価をせざるを得ない。星2つの評価。