天才少女ラリサとの対決
★★★★★
バレエシーンがもう唸る程素晴らしいです!
1巻の頃はまだ正直線も動きも堅くて、私は最初のマヤ・プリセツカヤのフェッテ・アン・トゥールナン(やっぱり『グラン』はいらないのですね…)は回りながら移動してるんだと思い込んでいたし、何だかぎこちなかったけれど、有吉先生はみるみる腕を上げて、3巻のそれは、もう、まさに飛び出す絵本って感じです!『SWAN』がバレエ漫画の最高傑作だと称されるのは、偏にこの画力があったればこそ、だと思います。
真澄の『せむしの子馬』が新しくカラーになってて、赤い衣裳が凄く可愛いです。点描が細かくて細かくて本当に綺麗…。これ程のモノを週刊雑誌で連載していたんですよねぇ…凄いです…素晴らしいとしか言い様がありません…。
そして『SWAN‐variation‐』は…帯を見て、期待してたのにぃ…ちぇっ。