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ツァラトゥストラへの階段 (電撃文庫)

価格: ¥620
カテゴリ: 文庫
ブランド: メディアワークス
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スピード感 ★★★★☆
ぐいぐいと引き込まれた。すらすら読めた。そして凄く面白い。

相変わらず主人公は良いなぁ。中途半端に優しいから騙されるみたいな。

一巻は説明的な要素が多くて少しスリリングとかゲームとかの要素が少ないから★★★★にしとく。

瞳孔 ★★★★★
このラノでけっこう上位にあり、カイジ的な要素があると聞き購入しました。 ごもっともです。そして半端じゃなく面白いです。 作風がラノベでも珍しいタイプで、土橋先生の書き方がこのジャンルに向いた書き方なのでおもしろくないはずがない。 人間の醜さを抽出する能力はピカイチでした。

さて、扉の外も読みましょうか…
これから入ったので…
中途半端さが目立ちました ★★★★☆
 福原駿介が目を覚ました時、そこは日常と懸け離れた空間だった。自身をいれて11人の男女が薄暗い部屋の中に。それぞれ左手首には床に繋がれた鎖付きの手錠。頭上には首吊り死体と思しきもの。どうしてこうなったのか思い出そうとしても、いつもどおりの日々の中、学校の屋上にいたのを最後に福原の記憶は途切れていた。状況を把握しようと動くうちに判明したことが。一人あたり1千万円の現金、そして一丁の銃などが支給されていた。どうもこれはゲームらしい――。そして心理戦が始まる。だがそれはまだ序章にしか過ぎなかったことを福原は後に知る。


 『扉の外』未読だからか、設定を勘繰ることなくこの物語を楽しめました。ですが話が非常に投げやりなように思えます。最初の方はクローズドサークルを髣髴させるようなゲーム、しかし途中からは別のゲーム(株の売買のような方式のもの)になります。最初のゲームが論理的な回答があるだけに、あとのゲームの展開が作者の匙加減一つでいくらでも変化できる御都合的なものに思えました。
 また登場人物や設定も触れるだけ触れておいて特にありません。これからの伏線の為においているのかもしれませんが、非常に後味が悪い……。この巻はあくまでプロローグだと割り切った方がよいかと。
 不思議な世界に足を踏み入れた主人公。彼の日々はこれからどう変化するのでしょうか。
扉の外がどうしても頭をちらつく作品。 ★★★★☆
パルスという能力を覚醒させるために行われる囚人ゲーム。
その中で主人公は自らも担保に入れながら、かつて失った者を追い求める。
新たな出会い、別れ、それでも主人公は自分の信じる道を進んでいく。

パルスや飛鳥が物語に深く関わる前に一巻が終わってしまった感がある。
そういう意味では物足りないが、それでも私には二巻を買いたくなるよう作りだった。
姉やあの子の行方も気になるし、物語としての今後の展開にどうしても期待してしまう。

この作品を読んで強く感じてしまったのは、
「扉の外はこの作品の為の前振りだったのだろうか?」という思い。
扉の外のラストがラストだっただけに、あの空間はこの作品でいうところのパルス覚醒の舞台だったのだろうか……。
考えさせられる作品は嫌いじゃないが、全く関係ない世界なのに下手に世界観を関係させたりすると、
自分のような勘違いする人間が少なくないんじゃないだろうか。
そこら辺は著者になんらかのフォローをあとがきにでも入れてもらいたいところだ。
ワンパターンと見るか得意分野と見るか ★★★★☆
一言で言ってしまえばライトノベル+カイジ。
金銭もしくは自分自身を賭し危険なゲームに挑む主人公、人間のどろどろとした心理面を描いた物語は既刊の「扉の外」シリーズと被る面が多々あります。
それをワンパターンと見るか作者の得意分野と見るかは人それぞれだと思いますが、私は後者でした。
「扉の外」とストーリーは違えど、話の持つ雰囲気や表現の手法にはさほど差はありません。
しかし、この人の書く文章には「続きが気になる」「早く先が読みたい」と思わせる力があります。

また「扉の外」とよく似ているという点に関しては、わざと共通点を作っているような節があり(ゲーム内の通貨単位がオーレであるなど)、もしかしたら「扉の外」で広げた風呂敷をこのシリーズで畳もうとしているのかもしれません。
これについては現時点では情報が少なすぎて断定はできませんが…。
ともあれ続刊が出そうな終わりかたをしているので、きちんと締めくくってくれることを期待します。