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最新戦法の話 (最強将棋21)

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本
ブランド: 浅川書房
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すばらしい将棋の本 ★★★★★
この本は、将棋に興味がある人なら誰もが楽しめます。
一手損角換わり、矢倉、藤井システム、ゴキゲン中飛車、相振り飛車、石田流、
コーヤン流、85飛車戦法それぞれの歴史を現在に至るまで、
かなり優しくまた詳しく書いてあります。
勝又先生の文章はとても読みやすく、また内容がとても興味深いので、
一気に読めてしまいます。

ただいかんせん一年以上前の本なので、
後手番石田流は成立しない等、現在とはちょっと異なる点があります。
まあそれだけ将棋の進歩はめざましいのでしょうが・・・・。
個人的には、矢倉と藤井システムの項目は何度も繰り返し読みました。
あの藤井システムを一人で構築した藤井先生と
あらゆる章に登場してくる羽生先生はすばらしい棋士と再認識しました。
この本は、本当におすすめです。
プロ将棋観戦の必須アイテム ★★★★★
棋力はせいぜいペーパー初段くらいですが、将棋が好きで、ひところ
ファンをサボっていたので、最近のプロ将棋観戦についていけなくて
ちょっと困っていました。

将棋世界でも最新戦型を連載中の勝又先生(教授、と呼ぶのが正しい
ようですが)が、そもそもの新戦法の歴史から、最新形までをキーと
なった対局を例に簡潔に説明をしてくれて、一番詳しいと思われる棋
士のインタビューも載せてくれているというまことに楽しい読み物です。

僕くらいの棋力ではこれで強くなるのは無理ですが、プロ将棋を見て
いて、断然、面白くなりました。

300ページでこの値段なら、続刊が出ても絶対買います。
勝又教授の最高の講義 ★★★★★
詳しい内容については他の人のレビューに譲るとして、この本は現在の将棋の戦法についてわかりやすく解説している。

戦法の最新形だけでなく、過去の流行の変遷までも説明されている。
これだけの量があるととっつきにくい本であると思われるが、過不足なく、そして面白いたとえ話のおかげで、私のような級位者でも一通り理解することが出来た。
また図面の下に詳しい指しても載っているので有段者でも物足りないということはないだろう。
この本のおかげで振り飛車一辺倒だった私が矢倉を指すきっかけにもなったし、NHK杯でプロがどんな流行形を指しているのか興味を持って見れるようになった。

すぐに棋力があがる本ではないけれども、読み物として最高の一冊です。
トッププロの考え方を中級向けに解説 ★★★★★
中級(4級くらいから初段程度)の人間にとって、トッププロの棋譜鑑賞をしたいという思いは強い。しかし残念ながら,味わおうにも理解が及ばず,最新戦法といわれても名称と形だけわかるだけで,何を狙って指されているか,意味不明なのが実情である.
本書は,そんな最新戦法(一手損角換り,矢倉,藤井システムなど)を,細かな手の解説でなく,狙いや目標という大掴みな観点で説明してくれる書物です.今までに例のないタイプの書かもしれません.棋譜を追わなくても,読み物としても楽しめます.そして,著者の解説・文章のうまさにも脱帽します.
プロ棋士の一手一手の読みについていけなくとも,本書があれば,「ああ,○○を狙っているんだな」という見当がつき,棋譜鑑賞を楽しめるようになります.
「現代の戦法は桂馬の価値の再認識」これを知らしめてくれるだけでも十分ですが,その「十分」にあふれた著作です.
読み物として◎。 ★★★★★
最新戦法(戦法だけでなく、変化なども含む)の「思想」「背景」が中心に描かれた本。
定跡を「理解」したり、棋譜を鑑賞する上で非常に有益です。

最新戦法=枝葉まで含めた膨大な記録、
ではなく、
最新戦法=旧戦法の何が問題だったか、どのような理由でトライしたか、それがどのような効果をもたらしたか、
という点をクリアに記すのがメインです。

この本は、最新戦法を理解するためだけでなく、覚えていた旧戦法のポイントをよりよく理解できるようになる、という点で、万人にお勧めできるものだと思います。自分にとってのトップ5に入る名著です。